- 2025/07/05
- Category :
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
プレスリリース、開示情報のアーカイブ
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「天然物は、過去50年間にわたり医薬品として導入された新規低分子化合物の75パーセント以上において、その原料ないし発想の源となってきただけではありません。それらは依然として、新しい化学的多様性の基本的な源であり、現代科学が製薬という分野で力を発揮する上での不可欠な要素です。」
アクアファームは、多剤耐性黄色ブドウ球菌(MDRSA)や多剤耐性肺炎球菌(MDRSP)を含む広範囲の多剤耐性菌、クロストリジウム・ディフィシルおよび大便連鎖球菌に対して有効であると考えられる新しい抗生物質を発見しました。これらの細菌は病院治療室における患者の一般的な死因となっています。
アクアファームは、1万種類以上の海洋微生物を含むコレクションの中から創薬標的となり得る多くの新分子を同定しており、新化合物「AQP-182」はその1つとなります。
アクアファームの研究者らはコレクションの一部を最近スクリーニングし、抗感染および抗炎症の特性を備えている可能性のある微生物を探したところ、強力な潜在的薬理作用を持つ16種類の化合物を発見しました。
アクアファームは現在、AQP-182を含む新し化学成分5種につき、既存の治療薬に耐性を持つ細菌による感染症の治療に向け、前臨床開発を実施中です。
アクアファーム最高科学責任者(CSO)のティム・モーリー博士は、次のように述べています。「海洋微生物を基盤とする当社の創薬プラットフォームから得た成果に大変満足しています。当社の天然物ライブラリーのごく一部を初期スクリーニングにかけた結果、16種類の新規化合物を発見しましたが、それらの化学分類はまったく新しく多様なものです。その中でもAQP-182は最高度の先進性を持つ化合物で、治療困難な耐性菌感染の治療に関連の深い有望な薬理・薬物動態プロファイルを備えています。」
AQP-182の初期インビボ試験では、MDRSAに対して現在使用されている「ベスト・イン・クラス」の治療薬に勝る効果が示唆されており、アクアファームの専門家らは同化合物が1日1回投与の治療薬になり得ると考えています。
第1相臨床試験は2013年後半に予定されています。
アクアファームの最高経営責任者(CEO)であるサイモン・ベスト教授は、これらのデータが製薬化学に豊かな原料を提供する海洋天然物の可能性を証明したと述べています。
教授は次のように述べています。「天然物は、過去50年間にわたり医薬品として導入された新規低分子化合物の75パーセント以上において、その原料ないし発想の源となってきただけではありません。それらは依然として、新しい化学的多様性の基本的な源であり、現代科学が製薬という分野で力を発揮する上での不可欠な要素です。」
以上
薬剤耐性グラム陽性菌による感染: 範囲と影響
抗生物質耐性は英国保健省にとって大きな問題で、欧州における患者の安全に対する最も重大な脅威の1つであると同省は表現しています。開発パイプラインにある抗生物質は少なく、細菌の耐性は増加しているため、対応はますます困難となっています。英国は世界保健機関の「抗生物質耐性に関する欧州戦略アクションプラン」に署名しています。アクションプランは情報共有と、多剤耐性菌の発生を防ぎ、それを遅らせるための有効な介入法の開発を促進するものです。詳細についてはこちらをご覧ください: http://www.dh.gov.uk/health/2012/02/antibiotic-resistance-key-facts
欧州疾病予防管理センターと欧州医薬品庁の共同作業班が2008年に設立されましたが、同作業班は欧州で多剤耐性菌が原因となっている感染症と、それらの治療を目的とした新しい抗生物質の開発におけるギャップを明らかにすることを目的にしています。その報告書と調査結果に関する詳細については、こちらをご覧ください: http://www.dh.gov.uk/en/Publicationsandstatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/DH_130267
アクアファーム・バイオディスカバリーについて
アクアファームは一流海洋バイオテクノロジー企業として、製薬・機能性成分・工業バイオテクノロジーを含め、さまざまな商業分野に応用される新規海洋由来生物活性物質の発見・単離・開発に先駆的に取り組んでいます。アクアファームはオバンの欧州海洋バイオテクノロジー・センターと、エディンバラのヘリオット・ワット大学リサーチパークに拠点を置いています。
アクアファームは多様な生息環境から集めた海洋細菌・真菌の充実した専門的コレクションを構築しています。アクアファームは専有技術をこのコレクションに適用することで、化学的に多様な新規生物活性物質の生産を促進してきました。アクアファームは発見活動を加速するため、世界最大レべルの海洋由来成分ライブラリーを準備中です。
アクアファームの技術と知的財産は、ヒト腸内に生息する微生物など他の微生物種にも応用できます。
詳細についてはwww.aquapharm.co.ukをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Beattie Communications
Lesley McIvor
01324 602552
lesley.mcivor@onlybeattie.com
または
Laurna Woods
01324 602550
laurna.woods@onlybeattie.com
www.onlybeattie.com