「秘文 Cloud Data Protection」は、日立ソリューションズがこれまで提供し、豊富な導入実績のある情報漏洩防止ソリューション「秘文」の暗号化技術をクラウドストレージ上で活用したものです。クラウドストレージに保存するファイルを暗号化することにより、安全かつ便利にデータを活用できる仕組みを提供します。
具体的には、「秘文Cloud Data Protection」サーバでの鍵管理サービスにより、「秘文Cloud Data Protection」のクライアントまたはビューアをインストールしたPCやスマートデバイスに対し、ログインアカウントの権限に基づき、アクセスや操作範囲を制限します。クラウドストレージとは別に鍵を管理することで、クラウドストレージを提供する事業者であってもデータの中身を復号することはできないため、許可されたユーザのみがデータを参照できる環境を手軽に構築することが可能です。これにより、企業やプロジェクトごとに機密性を保持しながらファイルの共有が可能となり、ユーザは暗号化、復号化を全く意識することなく、サーバにログインするだけで、外出先で資料を閲覧したり、企業間のファイル共有を安全に行うことができます。
「秘文 Cloud Data Protection」の導入においては、アシストが運用管理する鍵管理サーバをSaaS形態で月額利用する形式、または企業内でサーバを構築および運用管理するオンプレミス形式のいずれも選択可能です。
・参考画像は、添付の関連資料を参照
今回アシストが「秘文 Cloud Data Protection」のサービス提供を開始することで、情報漏洩防止ソリューション「秘文」の販売実績900社を誇るアシストの強力な販売体制と製品サポート力を連携させ、様々な企業に強力なセキュリティ・ソリューションを提供可能となりました。アシストでは、「秘文 Cloud Data Protection」をセキュリティ・ソリューションの中核製品の1つとして積極的に販売、サポートしていく方針であり、今後1年間で10,000ライセンスの販売を見込んでいます。