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サントリー食品、英国グラクソ・スミスクライン社の事業を一部譲り受け

英国グラクソ・スミスクライン社の事業の一部譲り受けに関するお知らせ



 サントリー食品インターナショナル株式会社(以下、「当社」という。)は、本日開催の取締役会において、英国グラクソ・スミスクライン社(GlaxoSmithKline plc 以下、「GSK社」という。)より、『Lucozade(ルコゼード)』『Ribena(ライビーナ)』の2飲料ブランドおよびその事業基盤を譲り受けることを決議し、GSK社と売買契約を締結致しましたので、下記のとおり、お知らせします。なお、本事業を継承するため、今後、欧州に当社の100%子会社である新会社を設立する予定です。


                         記

1.事業譲り受けの理由
 当社グループは、2020年の売上高目標を2兆円とする中長期ビジョンを掲げています。そのため、2015年までに、グローバル成長の基盤となる既存の国内・国際事業両輪での更なる成長と収益構造の革新に取り組むとともに、M&Aを積極的に推進していく方針です。とりわけ、国際事業においては、既存ブランドの更なる育成と製造販売エリアの拡大による収益性向上のための事業基盤強化、及び新興国での事業拡大を推進していきます。
 当社グループは、オランジーナ・シュウェップス・グループを通じて、フランス・スペイン等において飲料事業を展開しています。今回、英国を中心とした新たな事業を獲得することで、欧州全体での更なる販売拡大と事業基盤の強化、効率化が可能となります。また、GSK社から上記2飲料ブランドの全世界での販売権を引き継ぐことにより、ナイジェリア等のアフリカ諸国やマレーシアでの新たな事業基盤を獲得します。当社グループの既存展開国と合わせた地域で、『Lucozade』『Ribena』と当社グループが持つブランドの販売機会の拡大を目指すものであります。

2.事業譲り受けの概要
 GSK社は、英国に本社を置き、世界有数の規模を誇る医薬事業をはじめ、ヘルスケア事業、ワクチン事業、飲料事業などを展開する上場会社(所属市場:LSE・NYSE)です。今回、譲り受けるGSK社の飲料事業は、英国のエナジードリンク・スポーツドリンク市場において販売数量第1位(※)で、80年以上の歴史を持つ英国の象徴的ブランド『Lucozade』(1927年発売)と、英国の果汁飲料・濃縮果汁飲料市場において販売数量第4位(※)で、長年愛されてきたフルーツジュース『Ribena』(1938年発売)の2つのブランドおよびその事業基盤です。この『Lucozade』と『Ribena』は、英国やアイルランドにおいて強固な事業基盤を持ち、堅調に事業規模を拡大しています。また、ナイジェリア・南アフリカ等のアフリカ諸国、東南アジアのマレーシアなど、成長著しい新興国でも事業を展開しています。主力の英国では、『Lucozade』『Ribena』専用工場(1947年開設)を持つとともに、幅広い販売網を有しています。概要は以下のとおりです。
 ※2012年1-12月累計 家庭用 出典:ユーロモニター

 *参考資料は添付の関連資料を参照

4.事業譲り受けする新会社について
 本事業を継承するため、今後、欧州に当社の100%子会社である新会社を設立する予定です。
 詳細が確定次第、あらためて、開示します。

5.今後のスケジュール
 クロージングまでの今後のスケジュールの概要は次のとおりです。
 (1)取締役会決議 2013年9月9日
 (2)契約締結日 2013年9月9日
 (3)事業譲り受け期日 独占禁止法の審査等、関連当局の許認可を前提として、当事者間で検討協議中(2013年12月末(予定))

6.会計処理の概要
 企業会計基準上の取得として処理を行う予定であります。

7.今後の見通し
 本件譲り受けが当社の2013年12月期の連結業績に与える影響は、軽微と見込んでおります。
 次年度以降の業績見通しに与える影響については、現在、精査中であり、開示可能となり次第、速やかにお知らせします。

 (参考)当期(25年12月期通期)連結業績予想及び前期(24年12月期通期)連結実績
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