2013/11/13 Category : 未選択 ソニー、新周波数帯域対応の業務用デジタルワイヤレスマイクロホンシステムを発売 新しい周波数帯域(テレビホワイトスペース帯470~710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯)に対応した 高音質 デジタルワイヤレスマイクロホンシステムを発売 -離れた場所から複数のマイクロホンを一括制御・管理できる、ソニー独自のリモートコントロール機能を搭載- *製品画像は添付の関連資料を参照 ソニーは、電波法改正に伴う新しいワイヤレス周波数帯域に対応した、放送局や劇場・ホール向けのデジタルワイヤレスマイクロホンシステムを発売します。 本製品は、送信機であるマイクロホン本体(手持ちマイクロホンタイプ「DWM-02N」、及び使用者の身体に取り付けるボディーパックタイプ「DWT-B01N」)と、音声受信機「DWR-R02N」、アンテナ及びその周辺機器や専用ソフトウェアなどで構成されたシステム製品です。 <電波法の改正による、ワイヤレスマイクの周波数移行について> 携帯電話などの電波の需要増加に対応するため、周波数利用の再編が決議され電波法が2011年6月1日に改正されました。これにより、従来ワイヤレスマイクロホンが使用していた周波数帯域である770-806MHz(以下:A型帯域)は携帯電話専用となり、ワイヤレスマイクロホンは、新しい周波数帯域(以下:新A型帯域)であるテレビホワイトスペース帯470-710MHz、710-714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域への移行が法令で義務付けられました。新A型帯域は、2012年7月25日から使用可能で、現行のA型帯域(770-806MHz)対応のワイヤレスマイクロホンは、2019年4月1日以降は使用できなくなります。 これに伴い、現在、全国の放送局や劇場・ホールを中心に使用されているA型帯域対応ワイヤレスマイクロホン約23,000本において、新A型帯域に対応した製品への買い替え需要が発生しています。(※1) 現在のワイヤレスマイクロホンの伝送方式の構成比はアナログタイプが主流ですが、買い替えに伴い、高音質かつ多機能なデジタルワイヤレスマイクロホンの採用が飛躍的に伸びると考えられます。 ソニーは、この市場に向けて、新A型帯域(470~710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯)それぞれに対応するラインアップを展開します。 <新商品について> 新商品は、デジタル伝送ならではの高音質に加え、ソニーが業務用マイクロホン市場で培ってきた高周波伝送技術と、デジタルオーディオ技術を搭載し、プロが求める「原音に忠実な音」を再現します。加えて、マイクロホン使用毎に設定が必要な各種パラメーター(使用周波数、音量調整用のアッテネーターレベルなど)を、2.4GHz帯(802.15.4)を用いて受信機から各マイクロホンにワイヤレスで送るリモートコントロール機能「クロスリモート」を搭載しています。離れた場所から、マイクロホンを一括してリモートコントロールできるこの機能はソニー唯一のものであり、すでに各国で高い評価をいただいています。例えば、欧米の劇場では、クロスリモートによる「ワイヤレス一括マイクロホン設定」のオペレーションにより、リアルタイムに進行する舞台で同時に65本のマイクロホンを管理した実績があり、マイクロホン設定に関わる膨大な時間を削減し、効率的な運用に貢献しています。 放送局やホールイベントなどでは、複数のワイヤレスマイクロホンを複数の使用者が同時に使用して進行するため、各マイクロホンの調整工数ははかり知れません。そういった課題を解決し、プロのシビアな現場で効率的に活躍します。 ソニーは、1970年代から培ってきたデジタルオーディオ技術と高周波伝送技術を結集し、高音質でオペレーションがスムーズな本機を、主に放送局、劇場・ホールに向けて提供し、新しいワイヤレスマイクロホンのワークフローを提案します。 ※1:A型帯の機器を、早期に移行する為、現行と同等な運用に必要な新しい帯域の設備、およびその工事に要する費用を負担すべく、該当携帯電話各社が、700MHz利用推進協会を発足させ、機器の更新を促しています。 *製品一覧・主な特長などリリース詳細は、添付の関連資料を参照 ■お客様からのお問い合わせ先 ソニービジネスソリューション(株) 業務用商品相談窓口 TEL:0120-788-333(フリーダイヤル) 050-3754-9550(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合) 受付時間9:00~18:00(土・日・祝日、および年末年始は除く) ソニー製品情報URL http://www.sony.jp/pro/ PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword