急速に浸透する仮想化、クラウドコンピューティング、BYODにより、ソフトウェアのライセンス形態は複雑化しており、これにより企業がコンプライアンス違反を引き起こす可能性が高まります。世界規模でソフトウェアの権利保護活動を展開する団体「BSA | The Software Alliance」は、2012年1月から2013年5月の期間に、12社の企業におけるソフトウェアの不正利用に対する和解を成立させました。総額330万ドルに上ったこれらの和解により、コンプライアンス違反は結果的に多大なコスト負担をもたらすことが明らかになりました。一方で、全てのソフトウェアライセンスに関する信頼性が高く正確なレポーティングのニーズが高まりました。
Windows 7またはWindows 8へのマイグレーションを計画している企業にとっては、ハードウェア、ソフトウェアの正確なインベントリを作成できることが、マイグレーションプロセスの第1段階において重要です。Dell KACE K1000のハードウェアインベントリ情報の取得(http://www.kace.com/jp/products/systems-management-appliance/features/Inventory)機能により、エンドポイントの状況をより正確に把握できるようになり、将来的に起こりうる互換性の問題について理解できるだけでなく、OSマイグレーション時のアプリケーションのリプレースの必要性について認識することが可能になります。