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ミック経済研究所、国内クラウドサービス市場規模の予測などに関する調査結果を発表

クラウドサービス市場の市場規模。
上位ベンダーの寡占化が続く。機能飽和でより一層の価格競争へ。
ユーザ企業のクラウド導入目的は「コスト削減から売上拡大・業務効率化」へ


 ミック経済研究所は12日、国内クラウドサービス市場規模の予測と、そのセグメント市場26分野の成長性に関する調査結果(http://www.mic-r.co.jp/mr/00735/)を発表した。
 PaaS・IaaS分野が600億円を超える規模に成長したことに加え、SFAも140億円に拡大。成長率が高かったのはタレントマネジメント分野で、年率45.7%増、次いでIT資産管理&MDMも年率33.2%と大きく市場が拡大した。

 情報・通信分野分野専門の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京都港区、社長:有賀 章)は、国内の主要クラウドベンダー企業108社への調査をベースに、「クラウドサービス市場の現状と展望2013年度版」の調査結果を発表しました。
 本調査では、国内の主要なクラウドベンダー企業108社を対象に、各社のクラウドサービス売上高推移、事業戦略について調査しています。クラウドサービスを以下の26サービスカテゴリ(下記参照)に分けて調査、集計・分析を行い、2021年度までの中期予測を試みています。

【クラウドサービスカテゴリ定義】

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照


調査結果

1.クラウドサービス市場の中期予測
 ・2013年度市場規模2,725億円。年間成長率は12.7%と高成長。
 ・SaaS市場は9.6%増、PaaS・IaaS市場は24.1%増。
 ・2017年度にPaaS・IaaS市場は1000億円を突破。

 2013年度のクラウドサービス市場は、2,725億円、前年度比112.7%となる見通し。アプリケーション機能を提供するSaaSと、コンピューティングリソース(ITインフラ)を提供するPaaS・IaaSに市場を大別すると、前者が2,093億円(前年度比109.6%)、後者が632億円(前年度比124.1%)。市場拡大の要因となっているのは、ユーザ企業におけるオンプレミスシステムからクラウドサービスへのニーズのシフトや、スマートデバイスの普及による社外から社内システムへのアクセスといった生産性向上ニーズ。従来はクラウドサービス採用の大きな理由のひとつだった「コスト削減」のニーズは減少し、むしろ「成長加速」「売上拡大」を促すためのクラウドサービス導入のニーズが急速に拡大したのが2013年度の特徴である。
 2014年度もクラウドサービス市場は二桁増を維持すると予測され、市場規模は3,008億円へと拡大する。ユーザ企業がビジネスモデルは数年で変化してしまうことを意識するようになったことで、短期・早期に導入効果を得られる「成長加速」「業務効率化」「生産性向上」型のクラウドサービスが市場の牽引役になる。
 また、クラウドサービス市場における多くの分野で「機能飽和」が見られ、コモディティ化とそれに伴う将来的なサービス価格の下落が予測される。

【図表(1)】クラウドサービス市場規模の推移(2012年度~2017年度)

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照

2.クラウドサービス市場の分野別規模と成長性
 ・情報系SaaSは、クラウドサービス市場の3割強。
 ・情報系SaaSで最大セグメントはSFAで140億円規模。
 ・PaaS・IaaS市場規模は632億円。

2-1.クラウドサービス市場分野別の市場規模
 クラウドサービス市場は、情報系SaaS(20分野)、業務系SaaS(5分野)、プラットフォーム分野(1分野)から構成される。内訳は、図表(1)の通り。なお、業務系SaaSには、大手ITベンダーが特定業種向けに提供する”業界デファクト”に近い業種向けクラウドが300~400億円程度は含まれると見られる。
 成長性を見ると、クラウドサービス市場全体が2013年度に年率12.7%増で、二桁増を維持する見込み。
 サービス分野別に見ると、PaaS・IaaSが同24.1%増とひときわ高い成長を遂げる予測となっている。SNSやスマホゲームの稼働基盤としての利用だけでなく、企業の基幹系システムでの採用も増えていることが伸びの要因である。
 情報系SaaSは同15.4%増で好調が見込まれる。SFAやグループウェア、Web会議システムといった分野が高い水準で伸びている。また、国内ではまだ新しい分野であるタレントマネジメント市場は年率45.7%増で、市場が急拡大している。
 業務系SaaSは、同5.5%増で一桁台の伸び。他の2分野と比べて緩やかな伸びとなっているのは、ITベンダーが特定業種向けに提供する”業界デファクト”に近い業種向けクラウドが含まれ、この伸びが緩やかであるため。こうした業界デファクト系のサービスにはニッチな業界向けのものが少なくないため、売上が落ち込む心配がない反面、売上を大きく伸ばすことも難しい。業界デファクトとして根付いてしまえば、年率で一桁台の伸び率とは言え、着実な売上増を見込めるという旨味もある分野である。

【図表(1)】クラウドサービス市場分野別市場規模

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照

2-2.情報系SaaS市場におけるセグメント別市場規模
 次頁の図表(2)に、代表的なクラウドサービスが含まれる情報系SaaSにおけるセグメントごとの規模感を示した。
 情報系SaaS分野で最大のセグメントは、セールスフォース・ドットコムのサービスに代表されるSFA市場で、2013年度規模142億円。次いで、パッケージソフトを利用する大手ユーザ企業でクラウドへのシフトが目立つようになってきたグループウェア市場が103億円。また、CRM市場も95億円で、100億円規模に達しようとしている。

【図表(3)】情報系SaaSクラウドサービス市場セグメント別市場規模(2013年度見込み)

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照

【体裁・価格】
 本調査の内容は、以下の資料に掲載されています。
 「クラウドサービス市場の現状と展望2013年度版」
 同資料体裁はA4版(ファイル製本)で、全1428頁。価格はハードカバー版199,500円、ハードカバー版+PDFが、241,500円、CD-ROM版399,000円、ハードカバー版とCD-ROM版のセット567,000円(いずれも消費税込み)。
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