2013/09/04 Category : 未選択 リニアテクノロジー、高性能基幹アプリに最適なRFダウンコンバーティング・ミキサを販売 リニアテクノロジー、新製品「LTC5551」を販売開始 2.4dBの変換利得を誇る、IIP3が+36dBmのダウンコンバーティング・ミキサ リニアテクノロジー株式会社は、最高性能が求められるアプリケーション向けに、ダイナミック・レンジが極めて高いRFダウンコンバーティング・ミキサ「LTC5551」の販売を開始しました。LTC5551は、イネーブル制御ピンを使って簡単にシャットダウンでき、ディスエーブル時には最大100μAのスタンバイ電流が流れます。また、500nsでオン/オフするので、Burst Mode(R)レシーバに適しています。-40℃~+105℃の動作温度範囲で仕様が規定されています。ミキサの外部回路が最小限で済み、16ピン 4mm x 4mm QFNパッケージに収められているので、実装面積の非常に小さいソリューションを提供します。LTC5551の1,000個時の参考単価は7.25ドルからで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください(http://www.linear-tech.co.jp/product/LTC5551)。 LTC5551は、IIP3が最も大きい今日のパッシブ・ミキサに比べても引けを取らないスペック、つまりIIP3(入力3次インターセプト)が+36dBmと非常に高い直線性を備え、9.7dBの低ノイズフィギュアを提供します。一般に7dB~9dBの変換損失のあるパッシブ・ミキサと異なり、LTC5551は2.4dBの変換利得を誇り、レシーバのダイナミック・レンジを大幅に改善します。また、広いRF周波数範囲を特長とし、300MHz~3.5GHzで動作します。 パッシブ・ミキサは要求されるIIP3に達するために、高い周波数のLO(ローカル発振器)ドライブを必要とするのに対し、LTC5551の内蔵LOバッファは0dBmの駆動レベルしか必要としないので、外部回路とコストが最小限に抑えられます。また、ユーザのレシーバから大電力のLO信号をなくすことにより、望ましくない放射の発生要因が大幅に低減され、フィルタリング要件とRFシールド要件が簡素化されます。 LTC5551は、1dB圧縮ポイントが+18dBmと高く、堅牢な無線性能を保証します。RF入力とLO入力のどちらにもバラン・トランスが内蔵されているので、コストと外付け部品がさらに低減され、設計作業が簡略化されます。消費電流は204mAの3.3V単電源から給電されるので、極めて低い消費電力で高い性能を実現します。必要に応じ、ISELピンによって制御される低消費電力モードも備えています。このモードでは、消費電流が30%減少して142mAになりますが、IIP3はわずかの低下で+29.3dBmです。 このように優れた性能を備えたミキサは、マルチ・キャリアGSM、4G LTEおよびLTE-Advancedマルチモード基地局、2地点間バックホール、軍用通信、無線中継器、公共防災無線、VHF/UHF/ホワイトスペース放送用受信機、レーダー、航空電子機器などの強力な干渉ソースに曝される、さまざまな高性能の基幹アプリケーションに最適です。 ■LTC5551の主な特長: ・動作周波数:300MHz~3.5GHz ・IIP3:+36dBm ・変換利得:2.4dB ・ノイズフィギュア(NF):9.7dB ・LO駆動レベル:0dBm ※製品画像は添付の関連資料を参照 <リニアテクノロジーについて> S&P 500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。http://www.linear-tech.co.jp LT,LTC,LTM,Burst Mode,μModule,Over-the-Top,LTP及び会社ロゴはLinear Technology Corporationの登録商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があります。 ●お問合せ先: 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル8F リニアテクノロジー株式会社 TEL: 03-5226-7291(代表) http://www.linear-tech.jp 以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword