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三井化学と伊藤製油など、インドにバイオポリオール製造合弁会社を設立

インドにおけるバイオポリオール製造合弁会社の設立について


 三井化学株式会社(社長:田中稔一)と伊藤製油株式会社(社長:秋田政継)は、インドのJayant Agro-Organics Ltd.(会長:Abhay V.Udeshi、以下JAO)との共同出資により、非可食植物由来のひまし油を主原料とした「バイオポリオール」の製造会社を、インドに設立することで合意し、2013年8月29日に合弁会社設立契約を締結しました。

  *参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照


 三井化学は、電気冷蔵庫用断熱材その他様々な分野においてウレタン製品を製造、販売しております。特に自動車分野においては、日系メーカーへの内装用ポリウレタンフォーム原料の最大供給メーカーであり、世界で唯一、非可食植物由来のバイオポリオールを商業的に供給しております。今回の合弁会社設立により、石油由来のポリオールと同等のコスト競争力のある製品供給が可能となり、日本及びアジア6拠点のシステムハウス(※)を通じて、自動車用途での販売拡大を目指します。

 伊藤製油は、日本におけるひまし油事業のパイオニアであり、ひまし油誘導品に関して高い製造技術・品質管理能力を有しております。本合弁会社への参画により、バイオポリオールとともに併産される各種リシノレイン酸を活用して、ウレタンエラストマーなど既存の分野に加え、新規用途開拓を行うことにより、ひまし油誘導体事業の更なる拡大を目指します。

 JAO社は、世界最大のひまし油メーカーであり、本合弁会社にひまし油由来原料を供給することにより新たなひまし油誘導品分野を開拓し、ひまし油事業におけるポジションの強化を図ります。
 世界のひまし油の8割を生産するインドにおいて、独自の強みを持つ三井化学、伊藤製油、JAO社の3社の提携により、圧倒的なコスト競争力を持つバイオポリオールの安定供給体制を構築します。


 ※システムハウスとは:バイオポリオールを含む、ポリウレタンフォーム用原料をお客様ごとに処方の調整を行ったうえで供給するとともに、きめ細やかなサービスを行う製造・販売拠点のことです。


<合弁会社の概要>

 1.会社名称        :バイタル・キャスター・ポリオール有限会社
                (Vithal Castor Polyols Pvt.Ltd.)
 2.事業内容        :バイオポリオールの製造
 3.所在地         :インド グジャラート州
 4.出資比率(議決権ベース):JAO 50%、三井化学 40%、伊藤製油 10%
 5.生産能力        :バイオポリオール8,000トン/年
 6.スケジュール(予定)  :会社設立2013年9月
                営業運転開始2015年1月

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