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三菱商事、英国の洋上風力発電所「ロンドンアレイ」の送電事業を開始

英国でロンドンアレイからの海底送電を開始
世界最大63万キロワットの洋上風力発電所からの電力を海底送電


 三菱商事株式会社(以下、当社)は、英国の洋上風力発電所である「ロンドンアレイ」からの電力を海底送電し、陸上に届ける送電事業を開始致します。

 当社は今般、英国のインフラ投資会社であるBarclays Infrastructure Funds Management(以下、BIF社)と共同で、海底送電資産ロンドンアレイの事業権を取得しました。同資産取得のためのファイナンス手続きが本日終了、以降20年間に亘って送電事業を運営していくこととなります。

 同資産は英国南東部沖合約20kmの洋上に位置するロンドンアレイ洋上風力発電所(稼働中洋上風力発電所では世界最大の63万キロワットの発電容量)と英国南東部ケント州を結ぶ資産規模約700億円(460百万ポンド)の海底送電設備です。

 当社は2011年11月の英国ウォルニー1海底送電資産の事業権取得を皮切りに、以降、ウォルニー2(英国、2012年10月)、ボルウィン1/2(独国、2012年12月)、ドルウィン2/ヘルウィン2(独国、2013年4月)、シャリンガムショール(英国、2013年7月)の各資産を取得し、送電事業の運営に参画しております。

 今回のロンドンアレイ海底送電資産取得に伴い、当社が英国で保有する海底送電資産は4資産となります。独国分と併せて欧州で8ヶ所の海底送電事業を運営することとなり、総送電距離は約900km、総送電容量は400万キロワットの規模となります。

 また、保有資産の拡大に伴い、当社は欧州地域における送電資産の更なる効率的な運営を目指し、英国に当社100%子会社であるダイアモンド・トランスミッション・コーポレーション社(Diamond Transmission Corporation Limited;以下DTC社)を設立、DTC社を欧州送電事業の統括会社と位置付け、同社に欧州地域送電資産を集約する事としています。

 欧州では、2020年までに約5,000万キロワットの洋上風力発電を稼働させる計画があります。また、再生可能エネルギーの増加に伴い送電系統の安定化は、益々重要となると考えられます。当社は、上記の実績と運営ノウハウを踏まえ、欧州にて更に事業を推進しながら、今後洋上風力発電を始め再生可能エネルギーの普及が期待される北米やアジアでの海底送電事業の横展開を図りつつ、送電系統安定化に資する事業への展開も視野に入れていきます。

 当社は、経営戦略2015で、非資源分野では2020年頃に連結純利益の倍増を目指し、複数の規模感のある強い事業を創るという成長イメージを打ち出しております。本件を通じて、主に欧州地域における電力関連での事業機会の追求も行っていきます。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


1.当社が参画する海底送電事業

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照


2.BIF社の概要
 (1)本社:英国・ロンドン
 (2)事業内容:インフラ分野への投資を目的とした長期資産保有目的のファンド
 (3)株主:Barclays Bank Plc 100%
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