「SuVoltaと富士通セミコンダクターとが成し遂げたことは半導体産業にとって非常に意義の深いものです」市場調査会社IBS社(本社:米国カリフォルニア州ロスガトス)のCEOであるHandel H Jones博士は述べています。「両社の共同開発の成果は、富士通の55nmプロセステクノロジに、有効な”中継ぎ役”の役割を追加することに成功しました。DDCの採用により、40nmや28nmなど次の世代のテクノロジへ移行するのに比較して、非常に少ないコストと再設計の工数で必要とされる性能向上を実現することができます。今日の半導体製品の大部分は90nmから40nmのプロセステクノロジで量産されているため、今回の両社の成果が示唆し、かつ実際に与えるメリットは非常に大きなものになります。」