2013/09/13 Category : 未選択 日本オラクル、仮想化統合基盤を実現するエンジニアド・システムを提供開始 日本オラクル、仮想化統合基盤を実現するエンジニアド・システム「Oracle Virtual Compute Appliance」を提供開始 ~あらゆるアプリケーションの迅速展開、構成環境の再現を可能にする 仮想化統合基盤~ ・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウィリアムズ)は、仮想化統合基盤を実現するエンジニアド・システム「Oracle Virtual Compute Appliance(オラクル・バーチャル・コンピュート・アプライアンス)」を本日から提供開始したことを発表します。 ・「Oracle Virtual Compute Appliance」は、仮想環境でのアプリケーションをシンプルに構築するために設計されたエンジニアド・システムです。仮想環境の構築に必要なハードウェアとソフトウェアを一体化し、統合基盤として提供することで、アプリケーション利用開始までの時間を短縮します。ソフトウェアで統合的・効率的に管理し、x86サーバーの仮想化におけるアプリケーションを迅速に展開し、構成環境の再現を可能にします。ユーザーは電源を入れてから約1時間*で本番環境を準備し、仮想マシンを数分*で実行することができます。 * オラクル調べ ・「Oracle Virtual Compute Appliance」は、サーバー基盤にインテル Xeonプロセッサを搭載した「Sun Server X3-2」、仮想テクノロジ「Oracle VM」、ストレージ基盤に「Sun ZFS Storage Appliance」、仮想ネットワーク製品群「Oracle Virtual Networking」の仮想化コントローラ「Oracle Fabric Interconnect」と管理ソフトウェア「Oracle SDN」など、オラクルのハードウェアとソフトウェアで構成されています。 ・「Oracle Virtual Compute Appliance」は、完全に組み立てられた状態で出荷され、ソフトウェア定義による最小限の構成作業で本番環境を実行できるシステムです。数百時間もの作業時間を節約し、物理的なソフトウェア構成エラーのリスクを軽減することができます。 ・広帯域のInfiniBand(インフィニバンド)ネットワークを使用して構築され、すべての仮想マシンから透過的に利用できる内部接続モジュールを経由して、既存のイーサネットとファイバ・チャネル・ネットワークに接続します。 ・「Oracle Virtual Compute Appliance」は耐障害設計を採用しているため、障害発生時の被害を最小限度に抑えることが可能です。ハードウェアまたはソフトウェア障害の際には、アプリケーションの仮想マシンが自動的に再起動します。 ・「Oracle Virtual Compute Appliance」は「Oracle Solaris」、「Oracle Linux」に加え、そのほかのLinuxディストリビューション、Microsoft Windowsが同時に動作するため、さまざまなアプリケーションとオペレーティング・システムが混在する仮想環境の構築に必要な統合基盤です。 「Oracle Virtual Compute Appliance」の特長:ソフトウェア定義による迅速な展開と容易な拡張 ・複数レイヤーにわたるシステム全体の仮想マシン群を簡単に作成・構成する「Oracle Virtual Assembly Builder」を含みます。テストと構成が事前に行われた参照構成「Oracle VM Templates」を標準でサポートするため、「Oracle Linux」、「Oracle Solaris」、データベース、ミドルウェア、業務アプリケーションを含むアプリケーションに必要なコンポーネント全体を迅速に展開することができます。 ・既存のネットワーク環境とストレージ環境に対応しているため、アプリケーションの移行と既存データにアクセスするアプリケーションの新規構築を簡単に行うことができます。 ・新しいサーバーを追加する場合、ラックに挿入し、配線済みの4本のケーブルを接続します。次に、サーバーの電源を入れると新しいサーバーを自動的に検出、構成し、使用を開始できます。 ・オラクルのエンジニアド・システムに適用されるライセンス・モデル「Oracle Trusted Partitions」をサポートするため、オラクル・ソフトウェアが稼働するCPU数を制限することで、ライセンス数の効果的な利用が可能になります。 ・直感的な操作によるアプライアンス管理機能を備え、「Oracle Enterprise Manager」と完全統合されているため、クラウド環境と多層システム全体をを管理することができます。 ・「Oracle Virtual Compute Appliance」に搭載される「Sun ZFS Storage Appliance」は、「Oracle Virtual Compute Appliance」で実行されるデータベースとアプリケーションに最適化されています。仮想化環境に必要な高いストレージ性能、低レイテンシ、柔軟な拡張性を提供します。 ●参考資料 「Oracle Virtual Compute Appliance」の最小構成価格: ・28,804,361 円(税抜き) - 「Sun Server X3-2」4台(管理用2台を含む) - 「Oracle ZFS Storage Appliance」1台(292GBのSSDと18TBのディスク) - 「Oracle Fabric Interconnect」2台 - 「Infiniband」スイッチ2台 - 「Ethernet Switch ES1-24」2台 - 関連ソフトウェア ※製品画像と構成概要は添付の関連資料を参照 ●オラクルについて オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。 * OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword