今回新たに体系化した「日立クライアント統合ソリューション」は、セキュリティの強化や、クライアントPCの運用管理負担の軽減を実現する「セキュアクライアントソリューション」のコンセプトを大きく進化させたもので、日立グループが約10年間にわたって培った、VDIシステムの設計、構築、運用に関する豊富な経験・知識をもとに、中期的な視点で顧客に最適なクライアント環境の実現に向けた投資計画を策定する新サービス「クライアント環境構想策定支援コンサルティング」と、VDIシステムの導入や運用にかかるコストを最適化する製品・サービス群を新たに整理、拡充した「システム資産・運用最適化ソリューション」で構成されます。 今回、「システム資産・運用最適化ソリューション」の新サービスとして、VDIシステムをクラウドサービスとして提供するDaaS(Desktop as a Service:仮想デスクトップサービス)の新サービスとして、システム規模やコストで選択できる「かんたんPrivate DaaS」および「ターミナルサービス型仮想デスクトップサービス/プライベートDaaS」を追加したほか、VDIシステムの監視・運用を支援する「仮想化統合監視・運用サービス」を提供開始します。 日立グループは、これらのソリューションを活用し、グループ内の高信頼なクラウド、セキュリティ、ビッグデータ利活用に関する幅広い技術・製品・サービスを基盤として、多様なVDIソフトウェアや最先端のスマートデバイス、コミュニケーションツール、パブリッククラウドサービスなどを組み合わせた、最適なクライアント環境を実現します。今後、本日付で設立した「ビジネス開発ラボ」を中心に、「日立クライアント統合ソリューション」の積極的な提案と新たなソリューションの開発を推進し、顧客のイノベーションの創出を支援していきます。