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明治、ホットミルクを飲むとリラックスする現象を科学的に確認

ホットミルクで“ホッとする”
「ホットミルクを飲むとリラックスする」現象を科学的に確認



 株式会社明治(代表取締役社長:川村 和夫)は、ホットミルクを飲んだときの“ホッとする”状態について、生体反応 として科学的に確認いたしました。これは、当社の食品開発研究所と金沢工業大学感動デザイン工学研究所と共同で行ったものであり、この研究成果を東京女子大学にて9月5~7日に開催される「第15回日本感性工学会大会」で発表します。

 ホットミルクを飲むことで、身体があたたまり、リラックスすることは一般的によく知られています。この効果については、牛乳中に含まれるメラトニンをはじめとする種々の栄養成分の関与が報告されていますが、生体反応として科学的に検証した例はほとんどありません。

 このたび、当社と金沢工業大学は実際にヒトの心と身体がどのような状態になっているかに着目し、ホットミルクの飲用の有無による比較実験を行いました。

 その結果、主観評価及び生理機能の測定によって、「ホットミルクを飲むとリラックスする」現象を科学的に確認しました。

 実験の概要は、下記の通りです。


【実験概要】
 20代男性10名を被験者として計算課題を3分間解答させて“ストレス状態”にした後、60℃のホットミルクを飲んだ場合と、ホットミルクと等カロリーになるようショ糖を添加した60℃のお湯を飲んだ時の違いを、(1)主観評価と、(2)心電計測およびサーモグラフィによる顔面温度測定により比較しました。

 その結果、(1)主観評価ではホットミルクを飲んだ時のほうが緊張やイライラの度合いが低く、心理的にもストレスが緩和されていることが分かりました。(※1)

 またストレスにさらされた場合、交感神経の活動が高まり、顔面温度の低下を招きますが、(2)心電計測とサーモグラフィによる顔面温度測定では、ホットミルクを飲んだ場合の方が、統計的に交感神経活動指標が低い状態(=副交感神経活動が高い状態、すなわちリラックス状態)であることが明らかになりました。

 (※1)主観評価にはVAS(Visual Analog Scale)を使用しました。VASとは、感覚や感情の強度を評価する際に用いられる手法です。本研究では「現在の気持ちについて、緊張・リラックス状態を線の長さで評価してください」として、10センチの線のうち自分は何センチに該当するか線を引いてもらい評価しました。

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