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東京商工リサーチ、「東日本大震災」関連倒産(9月6日現在)の調査結果を発表

〔特別記事〕

「東日本大震災」関連倒産(9月6日現在)
~8月は21件16カ月連続で前年同月を下回る~



 2013年8月の「東日本大震災」関連倒産は今年最少の21件で、16カ月連続で前年同月を下回った。累計は1,277件(9月6日現在)にのぼった。倒産のほか、事業停止や法的手続準備中の「実質破綻」が22件あり、震災関連の経営破綻(倒産+実質破綻 )は累計1,299件に達した。

<8月の倒産事例>
 牛乳・乳製品製造販売の(株)ミルクフアーム蔵王(TSR企業コード:142113271、宮城県)は、地元農協、生協、酪農家などの共同出資により設立され、ミルクプラントを中心に、酪農資料館、などの付属施設を有し、酪農のテーマパークとしての活動もしていた。しかし、東日本大震災で約2週間にわたり営業がストップした影響が大きく、減収を余儀なくされた。さらに、原発事故の風評被害もあって苦しい経営が続き、破産を申請した。
 パチンコ中古液晶販売の(株)浅間コーポレーション(TSR企業コード:322635020、千葉県)は、廃棄されるパチンコ機器から液晶を取り出し、再利用できるようにして中国・韓国等へ輸出を行なっていた。しかし、東日本大震災による風評被害で輸出不振に陥った。赤字経営から債務超過に転落して破産を申請した。
 クリーニング業の(株)ロイヤルショップ鳴洗(TSR企業コード:140319930、宮城県)は、工場を併設した本店を中心に4店舗を展開、ピーク時には約8,000万円の年商をあげていた。しかし、東日本大震災で社員の退社が相次ぐなか、人手不足で人員補充がままならず、先行きの見通し難から任意整理することになった。
 震災関連倒産は、震災が発生した2011年3月(8件)に次ぐ低い水準にとどまり、収束傾向を強めている。


 ※下記資料は、添付の関連資料「参考資料」を参照
  ・東日本大震災関連倒産(負債総額単位:百万円)
  ・パターン別(負債総額単位:百万円)
  ・東日本大震災関連倒産 震災後月次推移


 8月の地区別では、関東13件、東北5件、中国1件、九州2件だった。このうち、東北は宮城3件、青森と山形が各1件だった。
 「震災関連」倒産の累計1,277件を都道府県別にみると、最多は東京の382件(8月5件)。次いで、宮城86件(同3件)、北海道75件(同ゼロ件)、福岡55件(同ゼロ件)、神奈川52件(同2件)、千葉51件(同5件)、大阪43件、群馬と岩手が41件、福島38件、石川37件と続く。直接被害地の東北6県の倒産件数は218件(構成比17.0%)だった。
 「震災関連」倒産の累計1,277件を産業別にみると、最多は宿泊業・飲食店などを含むサービス業他の318件(8月4件)。次いで製造業が312件(同4件)、卸売業が225件(同5件)、建設業が177件(同2件)、小売業が109件(同3件)と続く。
 累計1,277件を被害型で分類すると、「間接型」1,179件(構成比92.3%)に対し「直接型」は98件(同7.6%)だった。8月は「直接型」が2件だった。

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