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東陽テクニカ、英MIRA社の機能安全認証サービスを提供開始

東陽テクニカとMIRA社が世界的に認知されているスキームを利用した
機能安全認証サービスの提供開始
(UKASによる認定を取得)


 株式会社東陽テクニカ(社長:五味 勝、本社:東京都中央区、以下東陽テクニカ)が総代理店としてご提供しております自動車等の機能安全に関するコンサルティングおよび支援サービスの提供元であるMIRA社(本社:イギリス、以下MIRA)は、UKAS(※1)より英国として初の機能安全規格に関する認証サービスの認定を受けました。
 ※1 UKAS(United Kingdom Accreditation Service:英国認証機関認定審議会)は、英国での国際規格の認証サービス組織を認定する機関。

 先端技術、調査研究およびテストコンサルタント業務を提供しているMIRAは、自動車関連企業としてイギリスで初めて、機能安全規格の認証サービス認定を受けました。これによりMIRAは、世界中のOEMメーカに対して、世界的に認知されているスキームを利用した機能安全認証サービスを提供できるようになりました。

 今回取得した認定により、MIRAは、従来から行ってきたEN 45011(※2)(ISO/IEC Guide 65)の認証に加えて、自動車向け機能安全規格であるISO 26262の認証も行えるようになりました。これは、MIRAが、機能安全アセスメントの正式な認証を提供できるようになったことを意味しています。
 ※2 製品認証システムを行う機関に対する一般要求事項を定めたガイドライン

 ISO 26262は、自動車に搭載される電気および電子システムの開発において、最も幅広く採用されている規格です。MIRAが今回の認定に基づき提供するISO 26262を用いた機能安全監査およびアセスメントにより、顧客は非常に高いレベルにおいてアセスメントを完遂することが可能になります。
 また、既に取得されている認定に基づき提供されるEN 45011を用いた認証プロセスは、他の認定基準よりも厳格な基準に基づき認定された適用可能性の高い認証プロセスであり、このプロセスを採用することで、独立した第三者認証機関による検証と同等の検証をプロセスおよび製品に対して実施することができます。

 MIRAで機能安全に関する業務を統括しているDavid Ward博士は次のとおり述べています。「車載電子システムの増大に伴い機能安全の問題が注目されるようになった今日では、自動車がより厳格な安全性レベルを満たしていることを証明できる独立した基準が求められています。ISO 26262は法的に規定された基準ではありませんが、我々はISO 26262に関するサービスに絶対的な自信を持っています。顧客が自信を持って製品を市場へと送り出せるように、我々は十分な手段を提供し続けなければならないのです。車載電子コンポーネントを扱っている自動車企業およびOEMの需要の変化に対応するため、我々は過去18ヵ月間に渡り、機能安全(ISO 26262)の認証機関としてUKASから認定を受けるべく作業を進めてきました。今回の認定に基づき、我々は世界的に認知されている品質を定量化するための手法を用いて、公平かつ高度なアセスメントをすべての顧客に提供できるようになりました。」

 ISO 26262の認証機関としてUKASから認定を受けることで、通知機関により規定される建設製品規則、電磁適合性指令、機械指令、屋外騒音指令、無線及び電気通信端末機器指令に対して、より正確に対応することが可能になります。
 UKASによる認定は、適合性評価機関の能力、中立性および整合性を保証します。UKASにより認定された認証機関がテスト、校正および査察を行うことで、サプライヤは顧客ごとに評価を受ける必要がなくなります。UKASによる認定を受けることは、世界的に認知されている基準に照らして、評価者の能力、中立性、実行能力が証明されることを意味します。

 東陽テクニカは2011年11月にMIRAと日本国内における総代理店契約を締結しました。東陽テクニカはMIRAの代理人として、IEC61508(※3)およびISO26262など機能安全に関するMIRAのコンサルティングおよび支援サービスを日本国内で提供しています。
 ※3 IEC(国際電気標準会議)が制定した、プロセス産業における電気・プログラマブル電子の機能安全に関する国際規格


[MIRA社について]
 MIRA社は、1946年に設立し、国際的に活動している英国の試験研究機関です。その67年以上にわたる歴史のなかで、世界中に拠点を持つ真の国際的企業へと成長してきました。現在では、先端技術、調査研究および製品テストの分野における世界トップ・クラスの企業として、自動車産業、防衛産業、航空宇宙産業、鉄道産業など様々な分野において、次世代輸送技術を含む包括的なソリューションを提供するプロバイダとして事業を展開するほか、低炭素自動車に関連する技術の提供も行っています。


[株式会社東陽テクニカについて]
 東陽テクニカは昭和28年の設立より「技術と情報」をキーワードに、最先端の「測るツール」を主として欧米の電子計測器メーカより輸入し、日本の技術発展に寄与することを使命として、日本の研究者・開発者に提供してきました。「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行うお客様向けの各種セミナー・トレーニングなどの取組みは、400人を超える全従業員の8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。東陽テクニカの関する詳細は、http://www.toyo.co.jpをご覧下さい。
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