SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012で、日本人初の監督賞を受賞した中野量太監督の『チチを撮りに』が、30日(金)、 ロシア・サハリン州ユジノサハリンスクで開催された第3回サハリン国際映画祭(Sakhalin International Film Festival “ON THE EDGE” 8月23日~30日)コンペティション部門で、見事グランプリを受賞いたしました。
なお、『チチを撮りに』は、世界三大映画祭のひとつである第63回ベルリン国際映画祭(ドイツ)のジェネレーション部門正式招待に続き、第62回メルボルン国際映画祭(オーストラリア)正式招待、第7回グラナダ国際映画祭(スペイン)ではグランプリに次ぐ「審査員特別賞」と「観客賞」をダブル受賞、Peace & Love Film Festival 2013(スウェーデン)では、「Jury Prize(脚本賞)」を受賞し、第19回京都国際子ども映画祭では「審査員特別賞」を受賞。出演の渡辺真起子は、第55回アジア太平洋映画祭とアジアのアカデミー賞と言われる第7回アジアン・フィルム・アワードで「最優秀助演女優賞」を受賞するという2冠を達成し、世界の映画祭を席巻中です。今後は、台湾ほかでの公開も決定しており、 “映画祭から映画館へ”の言葉の通り、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭から、世界へと舞台を移し、さらなる飛躍が期待されます。