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田中貴金属、2013年年間の資産用金地金・プラチナ地金の取扱量を発表

2013年年間の資産用金地金、プラチナ地金の取扱量を発表
金地金前年比で販売量63.1%増加、買取量22.7%増加、9年ぶりに販売量が買取量を上回る!
プラチナ地金 年平均価格が700円近く上がり、前年比で買取量が32.7%増加、販売量は30.0%減少
~金地金、高値推移の中、取扱量が活発に!プラチナ地金は6年ぶりに買取量が販売量を上回る~


 田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌)は、このほど、2013年の年間資産用金地金、プラチナ地金の販売量と買取量をまとめました。
 ※本文中の金とプラチナ価格はすべて税抜き小売価格です。

【金地金レビュー】

◆金価格、高値推移ながら5,000円/g台から3,000円/g後半まで下げ、9年ぶりに販売量と買取量が逆転◆

 金地金において、2013年1年間における国内平均価格は4,453円/gで、昨年同時期(2012年1月~12月)の平均価格4,321円/gを100円以上上回りました。

 2013年、金の国内価格は、日本の経済対策への期待感からくる円高修正で上昇すると、4月には黒田日銀新総裁による金融政策発表を背景に、円高修正がさらに加速し、年最高値となる5,084円/gをつけました。その後、米国の景気回復への期待感の高まりなどを材料に4月中旬に金の国際価格が大きく下落し、その後も徐々に値を下げ、6月には年最安値となる3,852円/gとなりますが、シリアやエジプトなど中東における地政学的リスクの増加を背景に、9月には4,555円/gまで戻しました。10月以降、米国の政府機関閉鎖に影響されたドル安や、米株価上昇による投機資金の流出などを背景に再び金価格は徐々に値を下げ、12月18日に米連邦準備制度理事会が量的金融緩和の縮小を決定すると、金の国際価格は1トロイオンス1200ドル台を割り込み、国内価格も12月20日に4,052円/gとなりました。

 金地金の販売量について、2013年上期(1~6月)は、前年同時期(2012年1~6月)と比べ55.0%増加、2013年下期(7~12月)は前年同時期(2012年7~12月)と比べ、77.4%増加しました。通年では、2012年に比べ63.1%増加となります。買取量について、2013年上期(1~6月)は、前年同時期(2012年1~6月)と比べ73.6%増加、2013年下期(7~12月)は前年同時期(2012年7~12月)に比べ27.2%減少しました。通年では2012年に比べ22.7%増加となりました。

 2013年は、年初の5,000円/g台から、一時3,000円/g後半まで値を下げた事による値ごろ感から、販売量が伸び、2004年以来9年ぶりに年間の販売量が買取量を上回りました。また、買取量も2012年と比べ増加していることから、金の取引は価格変動幅が2012年よりも大きくなる中で活発になっており、国内では近年の金を売却する傾向から、保有する傾向に変化している事がうかがえます。

 今後は、米国による量的金融緩和縮小の実施時期や規模、米景気の動向に市場の注目が集まることが予想されます。


【プラチナ地金レビュー】

◆価格上昇に合わせて敏感に買取量が反応!6年ぶりに買取量が販売量を上回る◆

 プラチナ地金において、2013年1年間における国内価格の平均は4,740円/gで、2012年の年間平均価格の4,078円/gを700円近く上回りました。

 2013年のプラチナ価格は、南アフリカの大手鉱山会社の減産発表や、労使間での紛争懸念を要因とした供給不安を背景に、2月に年最高値となる5,305円/gをつけました。3月以降は、中国における宝飾需要や米国の好調な新車販売が下支えとなりつつも、プラチナ触媒を多く使用するディーゼル車需要の高い欧州の経済低迷による実需の伸び悩みなどで徐々に価格を下げます。8月に入ると、南アフリカの大手鉱山会社での労働争議懸念が再燃したことで一時価格を上げますが、9月以降、中国やインドにおける自動車の販売の伸び悩みと、金価格の下落に同調したことを背景に価格を下げ12月20日には4,488円/gとなりました。

 プラチナ地金の販売量について、2013年上期(1~6月)は、前年同時期(2012年1~6月)と比べ30.0%減少、2013年下期(7~12月)は前年同時期(2012年7~12月)と比べ、29.9%減少しました。
 通年では、2012年に比べ30.0%減少となります。買取量について、2013年上期(1~6月)は、前年同時期(2012年1~6月)と比べ約2.3倍、2013年下期(7~12月)は前年同時期(2012年7~12月)に比べ33.6%減少しました。通年では2012年に比べ32.7%増加となりました。

 2013年のプラチナ買取量は、プラチナ価格に敏感に反応し、年初と8月に増加しました。昨年に比べ700円以上も年平均価格が上回る高値圏で価格が推移したことから販売量が減少しましたが、取扱量がプラチナ価格に敏感に反応していることから、一般からの関心の高さがうかがえます。

 2013年12月下旬から2014年1月上旬にかけて、世界景気の回復に伴う産業用需要が増加する期待が高まったことで、プラチナ価格は上昇し、再び5,000円/gをうかがう気配をみせております。
 今後は、米国やディーゼル車需要の高い欧州の景気回復による需要動向や南アフリカの大手鉱山会社による労使交渉を背景とした供給動向に、市場の注目が集まる事が予想されます。

 田中貴金属工業では、資産用貴金属に関する正しい情報の提供を、今後も継続して行っていきます。また、価格変動リスクを避け、より安定した価格で少額から積み立てることができる、貴金属積立を利用した分散型資産形成に関する啓発活動を強化していきます。


【参考】田中貴金属工業とは
 田中貴金属工業株式会社は、明治18年の創業以来、1世紀以上にわたり、金や銀を始めプラチナ族金属などの貴金属の回収・精製並びにその分析に携わるとともに、それらを用いたさまざまな産業用素材や製品の製造・販売をはじめその特性を生かした資産としての貴金属地金商品の売買を行っています。日本で金の輸出入自由化が施行された1978年には、金の精製・分析技術が高く評価され、日本で初めてロンドン金市場(現ロンドン地金市場協会)の公認溶解業者の認定を受け、ロンドンはもとより世界の主要市場で通用する金地金を製造する資格を得ました。また、2003年12月には、ロンドン市場で取引される金及び銀の品質を審査する、世界で5社しか認定されない「公認審査会社」の1社に任命されています。グループ会社の田中貴金属ジュエリーが運営するGINZATANAKAの各店舗(7店舗)をはじめ、全国に広がる120店舗余りの特約店で金地金や地金型金貨等の売買を行っています。
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