2013/09/18 Category : 未選択 電気化学工業、千葉工場での「酢酸ビニル」製造を来年4月末で終了 酢酸ビニルモノマー事業撤退に関するお知らせ 電気化学工業株式会社(代表取締役社長:吉高紳介(※)以下「当社」)は、このたび、酢酸ビニルモノマー(以下「酢酸ビニル」)の製造・販売事業から撤退することを決定しましたのでお知らせいたします。平成26年4月末日をもって当社千葉工場での製造を終了し、同年6月末日にて販売を終了する予定です。 ※社長名の正式表記は添付の関連資料を参照 国内における酢酸ビニルの需要は、住宅着工件数の長期低迷や、接着剤分野における需要家の製造拠点の海外移転などにより内需縮小が進行し、供給過多の状態が定常化しております。また、海外では設備増強が相次いでおり、厳しい市場環境が継続しております。 こうした状況下、当社といたしましては、あらゆる手段を用いてコストダウンに取り組んでまいりましたが、事業環境の悪化は自助努力を上回るものであり、事業継続可能な収益を安定的に確保することは困難と判断するに至り、事業撤退を決定いたしました。 当社は昨年5月に千葉工場のスチレンモノマープラントを二基から一基体制へ移行しており、今回の酢酸ビニル事業撤退は、これに続く基礎石化製品から高付加価値製品へ経営資源をシフトする施策になります。 なお、ポバール・EVA・サクノールなどアセチル系製品につきましては、引き続きニーズに応えるべく取り組んでまいります。 当社酢酸ビニルの需要家様におかれましては、ご迷惑とご心配をおかけいたしますが、ご事情ご賢察の上ご理解を賜りますようお願い申しあげます。 当社酢酸ビニル事業の概要と事業撤退スケジュール プラント所在地:千葉工場(千葉県市原市) 生産能力 :6万トン/年 スケジュール :平成26年4月末日に製造終了 同年6月末日に販売終了 以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword