- 2025/07/05
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プレスリリース、開示情報のアーカイブ
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「International CES(インターナショナルCES)」
サムスン電子のデバイス・ソリューションズ事業部社長の禹南星(Stephen Woo)博士は水曜日午前の基調講演で、モバイルコンピューティングを可能にしている部品と、サムスンが処理、メモリー、ディスプレーの3分野で、いかにして革新的な部品ソリューションを開発しているかを重点的に取り上げました。禹博士は「ユーザーとデバイスの関係が密接になるにつれ、ユーザーが求めるデバイスのニーズもより高度になっています」と述べています。禹博士は、ARMのbig.LITTLEアーキテクチャーを採用し、消費電力を低減しつつ処理速度を高速化した8コアのモバイルプロセッサーExynos 5 Octaを発表したほか、最新のサムスン製曲面型OLEDモバイルディスプレーのデモも実施しました。
禹博士はビル・クリントン前大統領を含め、同社が提携している企業や組織のリーダーを壇上に迎えて紹介しました。クリントン前大統領は、子供の教育と医療を世界規模で支援するサムスンの取り組み「子供のための希望(Hope for Children)」で、大使を務めています。クリントン前大統領は「世界が直面している大きな課題は、テクノロジーの力を借りて乗り越えることができます」と語り、モバイル機器を利用して「世界格差を縮めることができる」としています。
ブランド・マターズ基調講演では、マーケティングにおけるソーシャルメディアの側面にスポットを当てました。基調講演のモデレーターをメディアリンクのMichael Kassan会長兼最高経営責任者(CEO)が務め、salesforce.comのMarc Benioff会長兼CEOとの1対1の対談で幕を開けました。Benioff氏は無線の普及により、コンテンツの消費と共有が爆発的に拡大している点について語りました。「モバイル革命があらゆる場面で起こっています。私が昨日そうしたように展示会場に足を運べば、あらゆるものが結び付いていることがすぐに分かります。」それから基調講演はAT&T、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラ、ユニリーバの経営幹部が参加するパネルディスカッションへと移り、ブランドの魅力を解き放つ秘訣について探りました。
ブランド・マターズ・スーパーセッションでは、消費者がデジタルメディアと実際はどのように関わっているのかに光を当てました。ブランドと消費者のコミュニケーションは、これまで以上に簡単になりましたが、消費者からのエンゲージメント獲得はますます困難になっています。ジェネレーションY(Y世代)は、企業ブランドより自分というブランドに関心が強いため、ブランドが個人と関わるには、各個人のブランドをアピールする必要があります。ジェネレーションYの6人の消費者がソーシャルメディアの利用法について議論したほか、プライバシーや企業の苦情対応に関する問題、ソーシャルプラットフォームにおける広告などの問題について見解を述べました。
タンブラー、フェイスブック、ツイッター、Foursquare、ユーチューブ、アマゾンの代表者が、ブランド各社のプラットフォームでいかにして消費者と関わることができるかについて議論しました。デスクトップからモバイル機器への移行により、プラットフォームは消費者のニーズや期待への適応を余儀なくされています。さまざまなプラットフォームの代表者は、ブランドエンゲージメントの成功にはブランドが強力かつ一貫したメッセージ性と個性を備えていることが必要であるいう点で意見が一致しました。またブランドは、複数プラットフォームを活用し、個人との関わり方を可能な限り個別化する必要があります。
水曜日に行われたスーパーセッションでは、米国連邦通信委員会(FCC)のジュリアス・ゲナコウスキー委員長とCEAのゲーリー・シャピロ社長兼CEOが1対1で対談しました。ゲナコウスキー委員長は、空港や会議場、ラスベガス・コンベンション&ワールド・トレード・センター(LVCC)で開催される大規模会議などの主要ハブで、Wi-Fiを高速化してWi-Fiの輻輳を軽減する取り組みを政府一丸となって開始すると発表しました。委員長は、5ギガヘルツ帯周波数の解放を目指す取り組みにより、Wi-Fi能力を現行レベルと比べ35パーセント改善できると予測しています。この発表に先立ち、シャピロ社長はゲナコウスキー委員長の通称が“スペクトル(周波数)委員長”であると述べ、貴重な周波数資源を解放するための同委員長の尽力に対して、業界を代表して感謝の意を表しました。
「メガトレンドとモバイルファースト(Mobile First)の世界」スーパーセッションでは、Rutberg & Compantのマネジングディレクターとリサーチ主任を務めるRajeev Chand氏がモデレーターを務め、双方向のパネルディスカッションが行われました。Chand氏以外のパネリストとして、クアルコムのAnand Chandrasekher氏、AT&TのGlenn Lurie氏、サムスンのケビン・パッキンガム氏、フェイスブックのボーガン・スミス氏が参加しました。議論はモバイルファーストの世界で最も重要な動向を中心に進められました。パネリストはモバイルエコシステム、無線機器の未来、“モノを結ぶインターネット(Internet of things)”の概念について話し合いました。2013年のモバイル業界における注目の動向として、プロセッサー機能、ネットワーク接続されたコネクテッドカー、スマートホームとスマートTVの関係などが挙げられました。またパネリストはヘルスケア・教育・旅行業界で、変化を迎える機が熟していると述べました。
ザ・バージのジョシュア・トポルスキ氏とニーライ・パテル氏が「未来を議論する2:未来の再来」スーパーセッションの司会を務め、ライトロのエリック・チェン氏、フールーのアンディー・フォーセル氏、ウォール・ストリート・ジャーナルのウォルト・モスバーグ氏がパネリストとして参加しました。本セッションではコンテンツ配信とビデオ向けディスプレーの未来、そして消費者がビデオ利用の柔軟性のためにどのくらい解像度で妥協する心づもりであるかについて、取り上げました。
トラベル・チャンネルがスポンサーを務めたCEA MoDevハッカソンでは、Jay Esguerra氏、Kevin Castle氏、Chris Woolum氏とAurelio Agundez氏のチームが賞金4000ドルの大賞を獲得しました。同チームは、ユーザーが旅先を決めて、ソーシャルネットワークを介して目的地や人気の事柄について知らせることができるアプリ「トラベル・ソーシャル(Travel Social)」を開発しました。最大4人から成る26チームが8時間にわたり、旅行もしくは冒険の要素を取り入れたアプリ開発で競いました。2位はDani Sparks氏とScott Motte氏がアプリ「ポステッド(Posted)」で受賞し、賞金2500ドルとBeats by Dreのヘッドホンを受け取りました。このアプリは旅先から場所を問わず、実際のカスタムハガキを送ることができるというものです。
パンドラの設立者で最高戦略責任者(CSO)を務めるティム・ウェスターグレン氏が水曜の夜に、2013年CESテクノロジー・リーダー(LIT、Leaders in Technology)の晩餐会で基調講演を行いました。LITは、政府関係者や政策立案者、テクノロジストが特別ゲストとして出席する年次イベントです。ウェスターグレン氏はパンドラを現在のような成功に導く過程で直面した課題について詳述し、うまく機能していないロイヤルティーの支払いシステムを改める必要性について語りました。ウェスターグレン氏によると、パンドラではアーティスト10万人のあらゆるジャンルの曲を何百万も扱っており、また技術の活用によってカスタマイズ可能なラジオをリスナーに提供し、必要がある場合はリスナーに行動を起こすように呼び掛けることも可能です。
CNETのベスト・オブCES賞が木曜に発表され、レイザー製エッジ(Razer Edge)がベスト・オブ・ショーの栄誉に輝きました。その他のカテゴリーの受賞者はces.cnet.comでご覧いただけます。
本日行われた開発者大学は、アプリ開発者がプラットフォーム開発者と出会う機会をもたらし、ライブデモンストレーションと人脈作りの場を提供しました。ラスト・ガジェット・スタンディング・コンテストは、レノボのテーブルPC「アイデアセンター・ホライズン」(IdeaCentre Horizon Table PC)がオンライン最高賞に輝きました。また会場で行われた優勝決定戦では、ルミネイ(Luminae)のキーボードがミスフィット製シャイン(Misfit Shine)を僅差で抑え、トップ製品の地位を獲得しました。モバイルアプリ・ショーダウンでは、革新的なアプリを提供する10社が登場しました。ショーダウンで優勝したのは「マイスクリプト・カリキュレーター」(MyScript Calculator)で、ユーザーが数学方程式を手書きすると、その場で答えを出すことができるというアプリです。このアプリはあらゆる種類の数学方程式を認識でき、さまざまな難易度の方程式を解けることがモバイルアプリ・ショーダウンのステージで披露されました。
「テクノロジー&エンジニアリング」エミー賞の受賞者は今夜発表されます。
編集者への注記:この世界的技術イベントの正式名称は「International CES(インターナショナルCES)」です。2度目からは「CES」と短縮していただいてかまいません。インターナショナルCESについて言及する際には、「Consumer Electronics Show」という表記は使用しないでください。
CEAについて:
コンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA、Consumer Electronics Association)は、米国の2090億ドル規模の消費者向けエレクトロニクス業界の成長を促進する業界団体です。2000社を超す企業が、法的主唱活動、市場調査、技術研修・教育、産業振興、基準開発、ビジネス関係・戦略的関係の育成など、CEA会員の利点を享受しています。CEAは、技術革新の世界的舞台であるインターナショナルCESの所有と運営も行っています。CESから得たすべての利益は、CEAの業界サービスに再投資されています。CEAについては、オンラインのwww.CE.orgとwww.DeclareInnovation.comをご覧ください。www.CESweb.orgとソーシャルメディア(http://facebook.com/InternationalCES、http://twitter.com/IntlCES、http://blog.ce.org/)を通じてCESをフォローしてください。
今後のイベント |
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• | 2013インターナショナルCES | |
2013年1月8〜11日、ネバダ州ラスベガス | ||
• | エコノミック・リトリート | |
2013年3月8〜10日、コロラド州スノーマス | ||
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Consumer Electronics Association
Tara Dunion, 703-907-7419
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