全世界の人々とネットワークをつなぐ革新的技術を提供する企業、 Cortina Systems, Inc. (Cortina(R))は、1から10および15Gまでの低ポート数機器での伝送のための、業界初のデュアル15G EDC (電子分散補正)の発売を本日発表しました。CS4227 Dual 15G EDC PHYデバイスと付属チップのCS4223 Quad 15G EDC PHYは、アップリンクおよびNICカードなどのポート数の少ない機器の市場拡大のために、大幅な省電と、より高い帯域幅のサポートのために設計されたアーキテクチャにより、Cortinaの28 nmポートフォリオを拡張します。
CS422x DualおよびQuad EDC PHYには統合2x2スイッチが搭載され、冗長なバックプレーンとフェイスプレートアプリケーションを、外部クロスバーデバイス不要で実現します。統合スイッチ機能は1+1保護スイッチングと双方向のブロードキャスト機能をサポートしています。さらにCS422x PHYは、入出力の両方向でEDC機能を備えた完全対称アーキテクチャを搭載しています。これにより、ブレードサーバ設計でのバックプレーンからCR4ケーブルへの変換などのアプリケーションを単一デバイスを使って実現し、システムコストを下げます。
CS422x DualおよびQuad EDC PHYは、ACカップリングコンデンサを統合しています。デバイスはまた、テストやデバッグのために、リアルタイムアイモニタリング、ループバック、PRBSジェネレータとチェッカ、ハードウェア割り込み、GPIOピンなどの機能を搭載しています。
CS422x DualおよびQuad EDC PHYは消費電力を前世代に比べて50%低下させる一方で、12 mm x 12 mmのパッケージに搭載され、1ナノ秒以下のレイテンシで業界をリードするベースラインアーキテクチャにより、28 nmのポートフォリオを継続しています。CS4223およびCS4227 PHYは1~15Gbpsの幅広い動作周波数を提供しており、1 GbE、10 GbE、40 GbE、InfiniBand、Fibre Channel、CPRI、OBSAIなどの、データセンタ、ストレージ、ハイパフォーマンスコンピューティング、無線バックホールアプリケーションなどで使用されている主要規格すべてをサポートしています。この包括的機能により、システム設計は同じデバイスでさまざまな用途のソリューションを提供することができます。