IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内のビッグデータテクノロジー/サービス市場予測を発表しました。これによると、2012年の国内IT市場におけるビッグデータテクノロジー/サービス市場(※)の規模は206億7,000万円でした。2013年は前年比41.9%増の293億3,000万円に拡大すると予測しています。
IDCでは、ビッグデータテクノロジー/サービス市場について、100TB(テラバイト)以上の規模で収集されるデータを有していること、または音声、映像、金融取引情報、センサーなどのハイスピードストリーミングデータを利用していること、または年率60%以上の成長率で生成されるデータであることのいずれかを条件としたデータソースを利用し、スケーラブルなインフラストラクチャーで解析するデータをビッグデータと定義しています。この定義に基づいて創出されるIT市場をビッグデータテクノロジー/サービス市場として市場規模を算出しています。市場規模は、ビッグデータテクノロジーに利用されるサーバー、ストレージ、ネットワークなどで構成されるインフラストラクチャー市場、ソフトウェア市場、サービス市場の各分野を分析しています。国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場は、2012年から2017年にかけて年間平均成長率(CAGR:Compound Average Growth Rate)37.5%で拡大し、2017年には1,015億6,000万円になると予測しています。
<IDC社 概要>
International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。