株式会社NTTデータ(以下NTTデータ)と日本オラクル株式会社(以下日本オラクル)は、NTTデータの「Twitterデータ提供サービス」と日本オラクルのビッグデータ分析ソフトウエア「Oracle Endeca Information Discovery」(以下Endeca)を組み合わせた商品開発・サービスに関して協業することで合意しました。
EndecaとTwitterデータ提供サービスをシームレスに連携することで、社内データとソーシャルデータをよりスムーズに組み合わせたビッグデータ分析が可能となります。今後両社の製品・サービスおよびノウハウを組み合わせて、Endeca上でTwitterデータ分析・活用のためのテンプレートを開発し、導入コンサルティングを合わせて共同で提案をしていきます。
【概要】
NTTデータは2012年9月に米国Twitter社とツイートデータ提供に関するFirehose契約を締結し、国内唯一のデータ再販事業者としてツイートデータを提供・分析してきました。
具体的には、マーケティング・広告効果測定・炎上検知・報道・研究など様々な用途での活用を支援するため、情報分析事業者や、その他企業・団体等にツイートデータを提供しています。
一方、日本オラクルの「Oracle Endeca Information Discovery」は、データウエアハウス、トランザクション・システムといった企業内部のデータのみならず、Webログ、ソーシャルメディア、センサーデータなど、ファイアウオール外部に存在するさまざまな情報源から得られる構造化データ、準構造化データ、非構造化データを活用し、高度で直感的な検索と分析を行うことができるソフトウエア製品で、グローバルでも多くの実績を持っています。
両社はリアルタイム性のある非構造化データであるツイートデータの重要性がこれまで以上に高まると考え、Twitterデータ提供サービスをEndecaから容易に分析し活用するため、テンプレートを共同で開発します。顧客が企業内に持つ構造化データとツイートデータを組み合わせて、お客さまビジネスに対して、より効果的な知見を得ることが可能になるよう、導入・活用コンサルティングを含めた提案を共同で行うことで合意しました。