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NTTドコモと東大病院、社会連携講座「健康空間情報学」の第二期共同研究を開始

ドコモと東大病院による社会連携講座「健康空間情報学」の第二期共同研究を開始
-医療現場への適用に向けて研究を継続-


 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、ドコモ)と東京大学医学部附属病院(以下、東大病院)は、2009年9月から4年間にわたり、社会連携講座「健康空間情報学」(以下、健康空間情報学講座)を東大病院22世紀医療センター内に設置して、携帯電話等のモバイル情報機器を活用した医療情報環境の構築に関する共同研究を行ってまいりました。

 本研究で得られた成果を発展させるとともに社会へ導入していくことを目的として、2013年9月1日から2016年8月31日までの3年間、健康空間情報学講座を継続し、第二期の共同研究を開始いたします。

 第一期(2009年9月~2013年8月)の研究においては、主に5つのテーマで医療支援システムを共同開発し、その有効性について検証してまいりました。

 「2型糖尿病患者の自己管理支援システム」は、健康機器で測定した健康データや食事内容・運動内容等をクラウドサーバに送信すると、自動で健康指導アドバイスがフィードバックされ、異常値が測定された場合は医師に通知されるシステムです(文献1、2)。本システムを利用した臨床試験を実施した結果、患者の生活習慣の行動変容を通じて、糖尿病診断の重要な基準である「HbA1c」の値が有意に減少するというデータが得られ、糖尿病患者の継続的な療養指導、セルフケアに有効であることを確認いたしました(文献3)。

 また、「クラウド型モバイル12誘導心電図システム」は、救急車内で記録した心電図をモバイル端末からクラウドサーバへアップロードすることで、循環器専門医師が遠隔で心電図を診断し、専用治療設備のある病院へスムーズに搬送することができるシステムです(文献4)。本システムの利用により、心筋梗塞患者の処置までに要する時間について従来の30%の短縮効果が得られたことを確認し(文献4、5)、患者の救命率および予後の向上に貢献できるものと考えております。

 このような成果を踏まえ、第二期(2013年9月~2016年8月)の研究では、各システムのさらなる効果検証を進めるとともに、実際の医療現場に導入するための仕組みの構築に向けて取り組んでまいります。

 ドコモと東大病院は、健康空間情報学講座を通じて、先端的なICT(情報通信技術)、モバイル情報機器、臨床医学の融合を実現し、時間的・地理的なハードルを越える医療を具現化する医療環境の実現を目指します。そのために質の高い臨床試験を実施し、開発したシステムの有効性を臨床的エビデンスとして確立してまいります。

 なお、第一期の研究成果および第二期の研究方針は別紙のとおりです。


*下記資料は、添付の関連資料「参考資料」を参照
 ・別紙 第一期の研究内容・成果および第二期の研究方針
 ・参考 社会連携講座の概要
 ・文献


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