2013/10/19 Category : 未選択 「東京金とプラチナともに全限100円超の大幅上昇・一方でガソリンなど石油は急落する展開」【ドットコモディティ】 ■金 18日の東京金の日中取引は、急騰した。この上昇で、全ての限月が100円を越える大幅上昇となった。大引けの前営業日比は、104~106円高。先限8月限は105円高の4155円で引けた。 17日のNY金は、中心限月の12月限が前日比40.7ドル高の1323.0ドルで引けた。一時1273ドル台まで下落したものの高値引けした。 17日は前日夜に米上下両院が政府機関の閉鎖解除と連邦債務の上限引き上げに向けた合意案を可決し、機関限定の暫定措置ながら米国債のデフォルトが土壇場 で回避されることになった。量的緩和の縮小開始時期が来年にずれ込むとの慎重な見方が広まり、株式市場はS&P500種指数が史上最高値を更新するととも にドル売り圧力が強まった。株価は一時前日の高値を上回ったが、一方でこの日発表されたIBMの7-9月期決算が減収となるなど不振で、同社の成長性を疑 問視する向きが増えるにつれて株価は売り圧力が強まる展開となった。この状況の中、NY金は一時1324.20ドルまで上伸して8日以来の高値をつける値 動き。そのまま取引後半も高値圏を推移して続伸して引けた。 夕方5時から取引が再開される夜間取引では、横ばいで推移する見通し。ただし、上げ過ぎの修正から弱含みで展開する可能性もある。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1316.14ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4140~4170円中心。 ■プラチナ 18日の東京プラチナは急騰した。大引けの前営業日比は、112~123円高。先限は119円高の4571円。前日のNYプラチナが大きく上昇したことに連動した。更にアジア取引時間のプラチナ現物が一段上げとなって推移したことで追撃買いが主導した。 17日のNYプラチナは、全限高となった。中心限月の1月限は、前日比36.7ドル高の1434.9ドルで引けた。金の大幅上昇に連動してファンドの買いが優勢化した。 夕方5時から取引が再開される夜間取引は、強もち合いの展開となる見通し。午後3時30分現在のプラチナ現物価格は1436.50ドル。先限ベースの予想レンジは4560~4590円中心。 ■原油 18日の原油相場は、軒並みに下落して引けた。大引けの前営業日比は、920~530円安。先限・3月限は820円安の6万3960円で引けた。 15日のNY原油市況は、軟調な市況情勢で引けた。中心限月の11月限は前日比1.20ドル安の101.21ドルで引けた。一時100.87ドルまで下落して100ドル割れを意識する展開となった。 NY原油相場は急落した。中心限月は1ドル以上の大幅下落となり、7月3日以来約3カ月半ぶりの安値をつけた。米景気の先行き不透明感が強まり、原油需要 が伸び悩むとの見方が売りにつながった。財政問題を巡る米与野党合意で約2週間に及んだ米政府機関の一部閉鎖は解除されたが、米景気に悪影響を残したとの 見方が広がったことが背景にある。加えて、米石油協会(API)が発表した米国の原油在庫が市場予想以上に増加したと伝わったことも弱材料となった。 本日午後5時からの夜間取引は揉み合いで推移する見通し。NY原油の夜間取引は午後15:30現在100.84ドル。予想レンジ(先限)は、6万4380~6万4200円中心。 ■ガソリン&灯油 18日の石油製品相場は、急落して引けた。ガソリン相場の大引けの前営業日比は1020~770円安。先限・4月限は770円安の7万6880円で引け た。灯油は軒並み安で引けた。大引けの前営業日比は、760~670円安。先限・4月限は760円安の7万6930円で引けた。 本日午後5時からの夜間取引は、同値圏横ばいで推移する見通し。予想レンジ(ガソリン、先限)は、7万6700~7万7100円中心。同じく灯油が7万6800~7万7200円中心。 ■ゴム 18日のゴム相場は、反落。大引けの前営業日比は、3.4~1.0円安。先限は1.4円安の267.4円で引けた。為替は横ばいであったものの、石油相場が急落したため、連想売りが膨らんだ。ただし、下げ幅は比較的限定的となっている。 しかし、これからの時期は、下段の季節的な相場パターンからして、押し目は絶好の買い場になる公算が強い。さらに、中国需要が再燃していることも相場に とっては強い追い風である。天然ゴム相場の季節的なパターンからすると、そろそろ本格的な買い場の時期に入りつつある。このため、10月下旬から11月上 旬は、新規の買いを立てるチャンス到来で、強気の戦略で臨みたい。 タイRSS3(対日商社向け10-11月FOB契約/バンコク港積み)260.00¢。理論上の採算値 265.90円。タイ農産物取引所のRSS3価格はkg当り80.30バーツ。TSR20価格は同74.45バーツ。 ============================================================================ 1) 本レポートは、ドットコモディティ株式会社が信頼出来ると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成しておりますが、レポートに記載されている情報が 正確であるとの保証は致しかねます。情報に関し不完全な場合もございます。本レポートに記載する価格、数値等は、過去の実績値、概算値、もしくは将来の予 測値であり、実際の数値とは異なる場合があります。本レポートは将来の結果をお約束するものではございません。また本レポートに記載されている情報をいか なる目的で仕様される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本レポートにある情報の使用による結果についてドットコモ ディティ株式会社が責任を負うものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 2) 本レポートに記載されている内容の著作権は、原則ドットコモディティ株式会社に帰属いたします。本レポートにおいて提供されている情報に関してドットコモ ディティ株式会社の承諾を得ずに当該情報の複製、販売、配布、公表、修正、頒布または営利目的での利用を行う権利を有しません。 <金融商品取引法・商品先物取引法に係る表示> 商号:ドットコモディティ株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2721号 商品先物取引業者 農林水産省令22総合第1351号 経済産業省平成22・12・22商第6号 加入団体:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 所在地:〒150-0013東京都渋谷区恵比寿1-21-8セラ51ビル6F ホームページ:http://www.commodity.co.jp お問い合わせ:0120-117-211 <手数料及びリスク情報について> ドットコモディティで取扱っている商品(株価指数先物・オプション取引、商品 先物取引、海外商品先物取引、商品CFD取引)は、証拠金を預託するこ とにより少額の資金でその数倍~数十倍の金額の取引を行うことが可能なレバレ ッジ商品です。このレバレッジ効果のため、相場の変動により預託した証拠金を 上回る損失が生じる可能性があります。 相場の変動により、追加で証拠金を預託する必要が生じる可能性があります。各 商品への投資に際して、ご負担いただく手数料等及びリスクの詳細等は商品毎に 異なりますので、詳細につきましては、当社WEB サイトの当該商品等のページ及 び契約締結前交付書面等をご確認ください。お取引に際しましては契約締結前交 付書面等をお読みになり、リスクや取引の仕組み等を十分にご理解いただき、ご 自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願い致します。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword