2013/10/22 Category : 未選択 「金・銀・プラチナ・原油・石油製品・ゴムのすべの工業品系銘柄が小幅ながら全面高」【ドットコモディティ】 ■金 22日の東京金の日中取引は、総じて弱含みで引けた。大引けの前営業日比は3円安~1円高。先限8月限は2円安の4169円。一時4148円まで下落したものの下げ幅が圧縮されて小幅安で引けた。 21日のNY金は、小幅上昇。中心限月の12月限は前日比1.2ドル高の1315.8ドルで引けた。刺激的な材料不足で市況は同値圏内での小幅な揉み合いとなった。 金融マーケット全般に様子見ムードが強い中、この日発表された9月の米中古住宅販売件数が事前予想を下回ったことや、マクドナルドの決算内容がやや期待外れの内容になったため、株式市場は小幅に下落する展開となった。為替市場は雇用統計の発表が改善するとの期待から長期金利がやや上昇したため、ドル買い円売りが進展して、1ドル=98円台前半と円安ドル高に振れた。 NY金は前日のレンジ内で一進一退の展開。ただし終盤に下値を切り上げ、小幅な範囲ではあったものの上昇した。ただしここにきてWTI原油が急落して心理的な節目である100ドルを割り込む展開となったため、その流れが弱材料となりNY金は上値が抑制された。 夕方5時から取引が再開される夜間取引では、強含みで推移する見通し。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1316.70ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4160~4185円中心。 ■プラチナ 22日の東京プラチナの日中取引は反落して引けた。大引けの前営業日比は、23~15円安。先限8月限は21円安の4571円で引けた。 21日のNYプラチナは、小幅上昇。中心限月の1月限は、前日比0.8ドル高の1438.6ドルで引けた。一時1446.1ドルまで上昇したものの、直近高値を拭くことができずほぼ同値圏での引けとなった 夕方5時から取引が再開される夜間取引では、同値圏横ばいの見通し。午後3時30分現在のプラチナ現物価格は1430.50ドル。先限ベースの予想レンジは4560~4580円中心。 ■原油 22日の原油相場は、総じて強含みで引けた。大引けの前営業日比は、20円安~70円高。先限・3月限は20円高の6万4230円で引けた。 21日のNY原油市況は、急落した。当限を含む期近4本が1ドルを超える大幅下落となった。中心限月の11月限は前日比1.59ドル安の99.22ドル。 NY原油はファンドの売りが優勢化して続落する展開。相場はテクニカルに下落しやすい場面。NY原油の中心限月は前日比1.59ドル安となり99.22ドルまで値を沈め一気に100ドル割れとなった。材料としては、米原油在庫が3カ月ぶり高水準に膨らむ見通しであることがマイナス材料となった。米政府が公表を控えている11日までの1週間の原油在庫 は前週比300万バレル増の3億7350万バレルが見込まれている。これは7月以来の高水準である。なお米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が21日に発表した週間石油在庫統計によると、11日までの週の原油在庫は400万バレル増加し3億7450万バレルとなった。事前予想の220万バレル増を上回った。ちなみに11日週の発表は16日に予定されていたが、暫定予算成立の遅れに伴う政府機関閉鎖で延期されていた。18日終了週の発表は通常通り23日に行われる。 本日午後5時からの夜間取引は、揉み合いで推移する見通し。NY原油の夜間取引は午後15:30現在98.99ドル。予想レンジ(先限)は、6万4100~6万4300円中心。 ■ガソリン&灯油 22日の石油製品相場は、ガソリンは総じてまちまちで引けた。ガソリン相場の大引けの前営業日比は、250円安~20円高。先限・4月限は250円安の7万6770円で引けた。灯油は先限だけは弱含みとなったものの、それ以外の限月は強含みで引けた。大引けの前営業日比は、130円安~90円高。先限・4月限は130円安の7万6860円で引けた。 本日午後5時からの夜間取引は、強含みで推移する見通し。予想レンジ(ガソリン、先限)は、7万6600~7万6900円中心。同じく灯油が7万6700~7万7000円中心。 ■ゴム 22日のゴム相場は、強含み。取引所盤は小口の売りが先行して軟地合いとなって推移。しかし取引中盤から終盤にかけてマイナス圏からプラス圏へと陽転した。特に刺激的な材料が見当たらない場面であり、商いも低調である。今日は、前日のWTI原油が100ドル割れとなったことが意識されて先安感が誘われた。一連の原油マーケットの弱気な状況がゴム市場にも飛び火して売りが入りやすい市況情勢となったが、押し目買い人気で小幅ながら上昇して引けた。 タイRSS3(対日商社向け11-12月FOB契約/バンコク港積み)255.00¢。理論上の採算値 259.40円。タイ農産物取引所のRSS3価格はkg当り79.90バーツ。TSR20価格は同73.45バーツ。 ============================================================ 1)本レポートは、ドットコモディティ株式会社が信頼出来ると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成しておりますが、レポートに記載されている情報が正確であるとの保証は致しかねます。情報に関し不完全な場合もございます。本レポートに記載する価格、数値等は、過去の実績値、概算値、もしくは将来の予測値であり、実際の数値とは異なる場合があります。本レポートは将来の結果をお約束するものではございません。また本レポートに記載されている情報をいかなる目的で仕様される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本レポートにある情報の使用による結果についてドットコモディティ株式会社が責任を負うものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 2)本レポートに記載されている内容の著作権は、原則ドットコモディティ株式会社に帰属いたします。本レポートにおいて提供されている情報に関してドットコモディティ株式会社の承諾を得ずに当該情報の複製、販売、配布、公表、修正、頒布または営利目的での利用を行う権利を有しません。 <金融商品取引法・商品先物取引法に係る表示> 商号:ドットコモディティ株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2721号 商品先物取引業者 農林水産省令22総合第1351号 経済産業省平成22・12・22商第6号 加入団体:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 所在地:〒150-0013東京都渋谷区恵比寿1-21-8セラ51ビル6F ホームページ:http://www.commodity.co.jp お問い合わせ:0120-117-211 <手数料及びリスク情報について> ドットコモディティで取扱っている商品(株価指数先物・オプション取引、商品先物取引、海外商品先物取引、商品CFD取引)は、証拠金を預託することにより少額の資金でその数倍~数十倍の金額の取引を行うことが可能なレバレッジ商品です。このレバレッジ効果のため、相場の変動により預託した証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。 相場の変動により、追加で証拠金を預託する必要が生じる可能性があります。各商品への投資に際して、ご負担いただく手数料等及びリスクの詳細等は商品毎に異なりますので、詳細につきましては、当社WEB サイトの当該商品等のページ及び契約締結前交付書面等をご確認ください。お取引に際しましては契約締結前交付書面等をお読みになり、リスクや取引の仕組み等を十分にご理解いただき、ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願い致します。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword