忍者ブログ

リリースコンテナ第3倉庫



Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > 未選択 > アキレスなど、既存農業用水路トンネルの機能回復させる「FRT工法」の受注開始

アキレスなど、既存農業用水路トンネルの機能回復させる「FRT工法」の受注開始

既存農業用水路トンネルの機能回復を実現!
『FRT工法』4社が2大学と共同開発
~画期的な“加圧式ウレタン充填工法”が登場!~


 アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)と民間3社(アップコン(株)、岡三リビック(株)、(株)ジオデザイン)は、島根大学、石川県立大学との共同研究により開発した、側壁のクラックや、底盤の摩耗など、補修・補強が必要な全国の農業用水路トンネルを独自の技術で機能回復させる『FRT工法』(※)を、10月21日(月)から全国で受注開始いたします。

 農林水産省農村振興局の調査(平成15年3月時点)によると、農業用水路トンネルの総延長は2,025kmに及んでいます。大正・昭和時期に施工されたものが多く現存しており、道路や鉄道のトンネルと比べるとトンネル断面が極めて小さく、人力施工されることの多かった農業用水路トンネルには、補修・補強が必要な農業用水路施設特有の変状が多く見られます。
 今回の『FRT工法』は、「平成22~24年度官民連携新技術研究開発事業(農林水産省)」を活用して開発した特殊な現場発泡硬質ウレタンフォーム(以下、発泡ウレタン)を用いた工法です。これまで機能低下を防止する“補修工法”とされてきたグラウチング工法(裏込注入工法)を、低下した機能を回復させる“改修工法”に進化させることができました。これにより従来の高価な改修工事が不要となり、施設管理者にとってはライフサイクルコストの低減が可能です。

 この改修工法では、まず変状トンネルの天端背面の空洞を空洞充填用発泡ウレタンで埋め、さらに加圧用発泡ウレタンを充填、ウレタンの発泡圧によりトンネルが本来の機能を回復することができ、従来の強化プラスチック内張り工法に比べて施工期間が短縮され、約10%のコストダウンが可能です。また、従来の改修工法である強化プラスチック内張り工法では、セメント系エアモルタルで空洞を埋めていましたが、『FRT工法』に使用する発泡ウレタンは、このエアモルタルに比べて重量が約1/30と大幅に軽量なため、荷重負荷が軽減され、トンネルの延命化も図ることができます。
 さらに、『FRT工法』は、小型設備で施工できるため、内空断面の小さい農業用水路トンネルでも経済的に施工することができます。

 ※FRT工法…
 Functional Restoration Technologies for Agricultural Ditch Tunnels
 (農業用水路トンネル機能回復加圧式ウレタン充填工法の略)

 アキレスと、アップコン(株)、岡三リビック(株)、(株)ジオデザインの4社で「農業用水路トンネル機能回復技術研究会」を設立し、『FRT工法』の普及と促進を進めるものです。

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword