2013/12/20 Category : 未選択 イノテック、ソフト検証ツールとモデルベース開発で自動車関連ビジネスへ本格進出 イノテックが自動車関連ビジネスに本格進出ガイオ・テクノロジー社を子会社化し、自動車業界でデファクト・スタンダードのソフト検証ツールとモデルベース開発で自動車関連ビジネスへ本格進出する イノテック株式会社(本社:横浜市港北区 代表者:小野 敏彦)は、組込みソフト向け検証ツール、エンジニアリングサービスを提供するガイオ・テクノロジー株式会社(本社:横浜市神奈川区 代表者:馬場 民準 以下「ガイオ・テクノロジー社」)と同社の発行済み株式を取得し、子会社化することで合意したことをお知らせいたします。 ガイオ・テクノロジー社は、1980年の設立以来、独立系組込み開発ツールベンダーとして、クロスコンパイラ、マイコンシミュレーターを始めとした各種組込みソフト開発ツールを開発してきました。現在は、これらのノウハウをベースに、自動車メーカーを中心にソフト検証ツール、モデルベース開発(※1)、コンサルティングサービスを提供しています。 昨今、自動車分野では、燃焼向上のためのエンジン制御、ハイブリッド車や電気自動車を含めたパワートレーン制御、さらには次世代運転支援制御など、システムが急速に複雑化しており、開発効率化のためモデルベース開発が不可欠な手法となっています。また、2014年からISO26262(※2)の施行が予定さており、欧州市場で販売される自動車についてISO26262の準拠が求められます。これらに対応するため、自動車メーカーはソフトウェアの開発プロセス改善の必要に迫られており、検証ツールおよびエンジニアリングサービスの市場は急拡大することが見込まれます。 ガイオ・テクノロジー社はいち早くISO26262に対応した検証ツールを開発し、国内の自動車業界ではほぼデファクト・スタンダードになっています。 当社が半導体関連専門商社として培ってきた営業力、技術サポート力とガイオ・テクノロジー社が保有している競争力のある製品・サービスを組み合わせることで、大きなシナジーが期待できます。 今後は、ガイオ・テクノロジー社の検証ツール販売事業とエンジニアリングサービス事業の強化をはかり、自動車関連ビジネスへの販路拡大を行っていくことで、2016年までに売上高2,000百万円を目指します。 ※1:モデルベース開発とは、製品開発の早い段階でコンピューター上に仮想的なモデルを作り、それを検証しながら開発プロセスを進めていく手法。 ※2:ISO26262とは、車載システムの安全性確保を目的として、IEC61508などに基づいて策定されている自動車向け機能安全の国際規格。【ガイオ・テクノロジー株式会社の会社概要】 ■代表者 :代表取締役社長 馬場 民準 ■本社 :〒221-0052 横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア4F ■設立 :1980年3月21日 ■資本金 :298百万円 ■売上高 :1,060百万円(2013年3月期) ■従業員 :91名(11月末現在) ■URL :http://www.gaio.co.jp/【イノテック株式会社について】 イノテックは、半導体設計ツール、電子部品などの輸入販売をはじめとし、お客様のニーズに応じてASIC設計、ボード設計/製造から組込みソフトウェア、さらにはテストに至るまでの高度なエンジニアリングサービスをご提供しています。 ■代表者:代表取締役社長 小野 敏彦 ■本社 :〒222-8580 横浜市港北区新横浜3-17-6 ■設立 :1987年 ■資本金 :10,517百万円 ■売上高 :20,548百万円(連結) ■従業員 :635名(連結)、209名(単体) ■URL :http://www.innotech.co.jp PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword