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タキイ種苗、収穫・調整作業が容易な春~秋用の早生種ミズナの種を発売

<タキイ種苗 2013年度新品種>
作業効率アップ!!収穫・調整作業が容易で収穫期の幅が広い!
生産者が栽培しやすい春~秋用の早生種
ミズナ『京かなで』を新発売


 タキイ種苗株式会社(所在地:京都府京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、2013年の新品種として、収穫・調整作業が容易で収穫期の幅が広い春~秋用の早生種のミズナ『京かなで』を新発売します。

 ミズナといえば、以前は鍋物や漬物が主流でしたが、葉や軸が白くて細い早生種が多く栽培されるようになると、サラダをはじめとして用途が広がり、シャキシャキした食感とアクが少なく食べやすい点からも消費が拡大しています。また、農林水産省の平成24年度統計デ-タによると、ミズナの全国栽培面積は2,530haであり、近年面積が増加傾向で、現在では周年を通じて欠かすことのできない品目になっています。全国的にミズナの需要が増える中、生産現場では雇用を増やしたり、袋詰め包装機を導入するなどして、規模拡大や作業の効率化を進め、生産効率の向上を図る産地も増えてきています。そのため、収穫時の作業性に優れ、調整時のゴミが少なくて調整後の歩留ぶどまり(※1)が高く、上昇気温下でも収穫期の幅が広い品種が求められていました。

 今回新発売する『京かなで』は、草姿が中立性(※2)で下葉が開きにくく、収穫時の葉の絡みや折れが少ないため、収穫作業がスム-ズに進みます。また、6~8月どりの作型で問題となる節間せっかん伸長(※3)の発生が少なく調整作業が容易になり、夏季でも調整後の歩留まりが高いことが最大の特長です。さらに、生育はじっくりで在圃性(※4)にすぐれています。夏にかけての上昇気温下でも急激に生育はしにくく、従来品種より収穫期に達してから2~3日程度の在圃期間があるので、播種面積が多い場合など収穫に追われることが少なく、計画出荷が可能です。葉は鮮緑色の細葉で切れ込みが多く、葉や軸は細く葉揃いがよいため荷姿が美しく市場性に優れます。

 タキイ種苗では今後、生産者にとって作業性がよく、低温伸長性に優れる品種や収量性を重視した品種など、ラインナップの充実を図っていきます。また、大規模生産者だけでなく、春~秋どりで作業効率や、省力化の要望がある全国のミズナ産地へ展開していきたいと考えています。


<注釈説明>
 ※1歩留まり・・・生産されたすべての製品に対する、不良品でない製品の割合。
 ※2立性・・・・・・枝や茎が上に伸びる性質のことで、葉が絡まないので収穫しやすく作業性に優れる。
 ※3節間伸長・・葉が茎に着生する部分を「節」といい、隣り合わせの節と節の間のことを「節間」という。茎が伸び、節間がひらいてしまうこと。
 ※4在圃性・・・・畑に置いていても品質などに問題がなく、収穫期が長く続く性質。

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