2013/11/27 Category : 未選択 ダイキン、戦略経営計画の後半3 ヶ年(2013~15 年度)計画を策定 戦略経営計画 【目標年度:2015 年度(2016 年3 月期)】FUSION 15(フュージョン・フィフティーン)後半3 ヶ年計画を策定パラダイムシフトの時代を勝ち抜き、「真のグローバルエクセレント企業」をめざす ダイキン工業株式会社は、このほど2015 年度を目標年度とする戦略経営計画「FUSION 15(フュージョン・フィフティーン)」後半3 ヶ年(2013~15 年度)計画を策定しました。FUSION 15 は2011 年度にスタートし、本年はその中間年度にあたります。当社は世界経済が変調する中でも増収増益を堅持し、今期は当初計画した2013 年度目標を上回る業績を見込んでいます。今回、新たに策定したFUSION 15 後半計画は、前半計画の成果や事業環境の変化を踏まえ、2015 年度における定量目標の設定と、それを実現するための戦略の具体化を図ったものです。 2015 年度に向け、新たに構築した事業発展基盤の上に立ち、「真のグローバルエクセレント企業」の実現をめざします。1.後半計画定量目標 ※添付の関連資料を参照2.後半計画の方向性後半計画では当初掲げた全社コア戦略を基本としつつも、2015 年度以降も見据えた成長テーマにも取り組み、収益力強化と体質強化を図ります。1)環境変化を追い風にしたコア戦略の加速 ・新興国ボリュームゾーン商品の先進国(日本、中国、欧州など)への投入 ・空調需要の拡大する地域(ロシア、中東、中南米など)の販売網構築 ・アジア諸国での業務用空調機(VRV・アプライド)の拡販加速 ・強い機器を含めた循環型ビジネス(工事~制御~サービス、保守・メンテナンス)での収益拡大 ・業界を牽引する省エネ性能の追及、空気環境(清浄、除加湿、換気)、エネルギー多様化などへ対応した商品拡充 など2)体質改革に取り組み、収益力を強化 ・全社横断的な変動費・固定費削減による収益力アップ、FCF 極大化 ・グッドマン経営を学んだSCM 全体の効率化 など3)既存事業・地域の更なる発展 ・欧州:主要国(仏・伊など)景気回復を上回る拡販と周辺新興国でのビジネス拡大・自動車産業等の成長市場の伸びを取り込んだ販売拡大、複合素材などによる新商品開発、高付加価値商品の拡充などによる、化学事業の高収益体質への回帰<ご参考(1)>FUSION 15 前半計画の成果1)コア戦略の進展 (1)新興国・ボリュームゾーンへの本格参入 ・新興国の売上高は3 倍の規模に拡大 (2010 年度:550 億円⇒2013 年度計画:1,550 億円) ・販売会社設立:インドネシア、チリ、ペルー、コロンビアなど ・収益力強化:新興国全体での連結黒字化を達成、インド事業も黒字化 (2)顧客ニーズに応えるソリューション事業の展開 ・大規模ビルや工場向け空調機器の拡充(3,000 トンターボ冷凍機など) ・国内における節電ソリューション事業の展開(BEMS アグリゲータなど) (3)環境イノベーション事業の拡大 ・業界トップレベルの省エネ性能商品を次々に上市 -うるさら7(省エネ大賞受賞)、FIVE STAR ZEAS、Ve-upIV、モシ゛ュールチラー ・環境規制の進む新興国市場でもインバータを積極展開 ・新冷媒R32 を世界初で実用化 (4)提携・連携、M&A による成長加速 ・グッドマン社買収による北米市場の攻略 ・エアフェル社買収によるトルコおよび中央アジア市場の攻略2)企業体質の強化 (1)高付加価値、コスト競争力強化による収益力の向上 ・国内空調:差別化商品の継続投入、為替に対応する柔軟な生産体制 ・蘇州工場(ルームエアコン150 万台)本格稼働によるスケールメリットの創出 ・グッドマン手法のトランスファーによるグローバル集中購買の推進 (2)外部環境に左右されない強靭な販売網の構築 ・中国:内陸市場への販売網拡大、より顧客に密着した小売営業の強化 ・インド:あらゆる顧客ニーズに応えるSBU、地域ごとの最適な販売店開発 (3)グローバル空調市場でのさらなる基盤構築 ・北米:グッドマン販売網(197 拠点、6 万ディーラー)を活用したダクト・ダクトレスの大拡販 ・グローバル開発拠点の拡大(欧州、中国など) ・生産拠点の拡充(トルコ、ブラジル、メキシコ、米国など) (4)リーンな経営体質を目指した収益力強化の継続 ・全社固定費比率:10 年30%⇒13 年28%⇒15 年26%<ご参考(2)>FUSION 15 全社コア戦略11 テーマについて1)新成長戦略4 テーマ~時代の変化を成長として取り組むイノベーションの実行 (1)新興国・ボリュームゾーンへの本格参入 (2)顧客ニーズに応えるソリューション事業の展開 (3)環境イノベーション事業の拡大 (4)提携・連携、M&A による成長の加速2)経営体質革新4 テーマ~新たな時代を勝ち抜く経営基盤の高度化 (1)商品開発力・生産力・調達力・品質力の刷新 (2)グローバル・マーケティング機能の強化 (3)IT 武装の徹底推進 (4)収益力の抜本的強化3)人を基軸に置いた経営を基盤とした人材力の強化3 テーマ (1)ダイキングループの競争優位の源泉である「人を基軸に置いた経営」の実践と高度化 (2)従来の延長戦上にない質的人材の確保・育成策のスピードを上げての展開 (3)経営の現地化の加速、グループ間コミュニケーションの促進以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword