2013/11/14 Category : 未選択 リニアテクノロジー、モノリシック・フライバック・レギュレーター「LT8302」を販売開始 リニアテクノロジー、新製品「LT8302」を販売開始 最大15ワットを供給する絶縁型モノリシック・フライバック・レギュレータ リニアテクノロジー株式会社は、絶縁型DC/DCコンバータの設計を大幅に簡素化するモノリシック・フライバック・レギュレータ「LT8302(http://www.linear-tech.co.jp/product/LT8302)」の販売を開始しました。熱特性が改善された小型SO-8 パッケージで供給されるLT8302には4種類の温度グレードがあり、温度拡張グレードとインダストリアル・グレードは-40℃~+125℃、高温車載グレードは-40℃~+150℃、ミリタリ・グレードは-55℃~+150℃の動作温度範囲で仕様が規定されます。1,000個時の参考単価は3.47ドルからで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください(http://www.linear-tech.co.jp/product/LT8302)。 LT8302は、絶縁された出力電圧を1次側のフライバック波形から直接サンプリングするので、レギュレーションを行うためにオプトアイソレータや3次巻線が不要です。LT8302は2.8V~42Vの入力電圧範囲で動作し、3.6A/65Vのパワー・スイッチを内蔵しており、最大15ワットの出力電力を供給するので、産業用、医療、データコム、軍需、車載などの様々なアプリケーションに最適です。 LT8302は、可変周波数電流モード制御スイッチング方式であるバウンダリ・モードで動作するので、入力、負荷、温度の全範囲にわたり標準±5%のレギュレーションを実現します。バウンダリ・モードにより、同等の連続導通モードの設計に比べて小型のトランスを使用可能となります。出力電圧は、2本の外付け抵抗とトランスの巻数比で容易に設定できます。データシートには、多くのアプリケーションで使える既製トランスがいくつか示されています。高集積で低リップルのBurst Mode(R)動作を使用するので、部品数が少なく、高効率の絶縁電力供給ソリューションを容易に実現できます。 LT8302は出力短絡保護機能を搭載し、レギュレーション時の出力電圧で380μAの無負荷時暗電流を実現します。このほかに内部ソフトスタート機能、内部補償機能、出力ダイオードの温度補償などを特長としています。 ■LT8302の主な特長: ・入力電圧範囲:2.8V~42V ・3.6A/65Vパワー・スイッチを内蔵 ・帰還用トランス、3次巻線、オプトアイソレータが不要 ・暗電流:380μA ・電流モード制御 ・バウンダリ・モード動作 ・出力電圧を2本の外付け抵抗で設定 ・既製トランスを使用可能 ・出力電圧の温度補償 ・温度拡張グレードおよびインダストリアル・グレード:-40℃~+125℃(動作接合部温度) ・車載温度グレード:-40℃~+150℃(動作接合部温度) ・リタリ温度グレード:-55℃~+150℃(動作接合部温度) ※製品画像は、添付の関連資料を参照 <リニアテクノロジーについて> S&P 500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。http://www.linear-tech.co.jp LT,LTC,LTM,Burst Mode,μModule,Over-the-Top,LTP及び会社ロゴはLinear Technology Corporationの登録商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があります。 ・お問合せ先: 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル8F リニアテクノロジー株式会社 TEL:03-5226-7291(代表) http://www.linear-tech.jp 以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword