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プレスリリース、開示情報のアーカイブ
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ロシュ、FDAより中等度から重度の関節リウマチを適応とした
ACTEMRAの新しい皮下注製剤の承認を取得
【参考資料】
※添付の関連資料を参照
「2013年10月22日 バーゼル発」
・今回のFDAの承認は、アクテムラにとって過去4年間で6度目にあたり、これまでの中等度から重度の関節リウマチ、2歳以上の多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(PJIA)、全身型若年性特発性関節炎(SJIA)に対する承認に次ぐものです
・今回、ACTEMRAの皮下注製剤は、メトトレキサート(MTX)のような一剤以上の疾患修飾性抗リウマチ薬の治療歴があり、症状の十分な軽減が得られてない中等度から重度の成人の関節リウマチ患者さんへの投与が認められました
・ACTEMRAは、関節リウマチにおいて、FDAにより皮下注と静注の両剤形が承認されている最初で唯一のヒト化抗ヒトインターロイキン-6レセプターモノクローナル抗体です
ロシュ社は本日、米国食品医薬品局(FDA)がACTEMRA(tocilizumab)の皮下注製剤を、メトトレキサート(MTX)のような一剤以上の疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)の治療歴があり、症状の十分な軽減が得られてない中等度から重度の成人の関節リウマチ(RA)患者さんの治療薬として承認したことを発表しました。静注製剤と同様に、皮下注製剤は、単剤またはメトトレキサート(MTX)や他の生物学的製剤以外のDMARDsと併用して投与することができます。ACTEMRAのプレフィルドシリンジ製剤は11月初旬に上市予定です。
「中等度から重度の成人のRA患者さんは、回復不能な関節のダメージを受けることがありますが、より早期にACTEMRAのような薬剤を投与することで、こうしたダメージを防ぐことができるかもしれません。こういった患者さんへACTEMRAの皮下注製剤および静注製剤の治療オプションを提供できることを喜ばしく思います」と、ロシュ社のグローバル開発責任者兼最高医学責任者のHal Barron博士は述べています。
ACTEMRAは、2010年に初めて静注製剤としてFDAの承認を受けており、皮下注と静注の両剤形がFDAにより認められた最初で唯一のヒト化抗ヒトインターロイキン-6(IL-6)レセプターモノクローナル抗体です。
今回の承認は、第III相臨床試験であるSUMMACTA試験とBREVACTA試験の結果に基づいたものです。ACTEMRA皮下注製剤についてFDAの推奨投与量は、体重100kg(220lbs)以下の患者さんでは、2週間隔で162mgであり、その後治療反応性に応じて、毎週162mgまで増やすことができるとしています。体重100kg(220lbs)を超える患者さんでは、毎週162mgの皮下注投与を推奨しています。
<SUMMACTA試験について>
SUMMACTA試験は、多施設共同無作為化二重盲検並行群間実薬比較試験で、1,262人の中等度から重度のRA患者さんを対象に、24週間の二重盲検期間を設けて実施されました。SUMMACTA試験は、DMARDsで十分な効果が得られない中等度から重度のRA患者さん(内20%の患者さんで、抗TNF阻害薬で十分な効果が得られていない)において、DMARDs併用のACTEMRA皮下注製剤の毎週162mgの投与が、DMARDs併用のACTEMRA静注製剤4週間隔8mg/kg投与と同等の効果(非劣性)が認められたことを示しました。すなわち、それぞれの患者群において同等の割合で、24週時に痛みや腫れのある関節の数が20%以上改善(ACR20)されました(ACTEMRA皮下注製剤:69%vs ACTEMRA静注製剤:73%)。
24週時の安全性に関わる解析では、皮下注製剤投与群と静注製剤投与群の有害事象プロファイルは、皮下注製剤における注射部位反応を除き、同等でした。
<BREVACTA試験について>
BREVACTA試験は、従来のDMARDs併用下で、ACTEMRA皮下注製剤とプラセボの皮下投与を比較した無作為化二重盲検並行群間対照試験で、DMARDによる治療で十分な効果が得られない中等度から重度のRA患者さんを対象に行われました。本試験では、656人の患者さんが2:1の割合で2週間隔でACTEMRA皮下注製剤を投与される群と、プラセボを皮下投与される群の2つのグループに無作為に分けられました。なお、すべての患者さんで試験開始前からのDMARDの治療はそのまま継続されました。
BREVACTA試験の結果では、ACTEMRA皮下注製剤をDMARDsと併用して2週間隔で投与されたRA患者群では、プラセボをDMARDsと併用して皮下投与された群に比べて、24週時でACR20を達成する可能性が高いことを示しました(ACTEMRA皮下注製剤投与群61%vsプラセボ皮下投与群32%)。また、24週時点での関節破壊の進行度は、DMARDsと併用したACTEMRA皮下注製剤投与群では、DMARDsと併用したプラセボ皮下投与群に比べて有意に低いことが、X線画像により測定されるvan der Heijdeの総シャープスコア(mTSS)のベースラインデータからの変化量より判明しました(総シャープスコア0.62vs1.23総変化量-0.60[-1.1,-0.1])。ACTEMRA皮下注製剤について、皮下注射による投与部位反応以外に臨床上問題となる新たな安全性の所見は確認されませんでした。
<関節リウマチについて>
関節リウマチは自己免疫疾患の一つで、その罹患患者数は世界中で7,000万人とされています1)。関節に慢性的な炎症や痛み、腫れが生じて徐々に不自由になっていき、軟骨や骨が破壊されます2)。
<ACTEMRAについて>
ACTEMRA(米国以外での販売名はRoACTEMRA)は、初のヒト化抗ヒトインターロイキン-6(IL-6)レセプターモノクローナル抗体で、メトトレキサート(MTX)のような一剤以上の疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)の治療歴があり、症状の十分な軽減が得られてない中等度から重度の成人の関節リウマチ患者さんへの投与が認められています。ACTEMRAでは、41カ国で4,000名以上のRA患者さんを登録した5本の第III相臨床試験を含む広範な臨床開発プログラムが実施されました。さらに、第IV相臨床試験であるADACTA試験では、MTXに対する忍容性が低い患者さん、もしくはMTXの治療で効果が見込めないか、MTXが適当ではないとされる患者さんにおいて、ACTEMRA単剤投与がadalimumab単剤投与よりも有意なRAの症状改善効果を持つことが示されました3)。なお、両製剤の安全性プロファイルは、これまでに報告されているものと同様でした(3)。
ACTEMRAは、その静注製剤が2歳以上の活動性を有するPJIAの患者さんと2歳以上のSJIA患者さんの治療薬としても使用されています。
ACTEMRAは、中外製薬と共同開発が行われており、日本では、2005年4月にキャッスルマン病治療薬として製造承認された後、2008年にはRA、SJIA、ならびにPJIAの追加効能・効果の承認を取得しました。ACTEMRAは、欧州やその他にも米国、中国、インド、ブラジル、スイス、オーストラリアといった国々で承認されています。
<ロシュ社について>
ロシュ社は、スイスのバーゼルに本社を置く医薬品ならびに診断薬事業の双方に強みを持つ研究開発型の世界的ヘルスケア企業です。ロシュ社は、がん、感染症、炎症、代謝ならびに中枢神経系領域において他社と一線を画した薬剤を保有する世界最大のバイオテクノロジー企業です。さらにロシュ社は、体外診断薬とがんの組織学的診断における世界的リーダーであり、また、糖尿病管理の先駆者です。ロシュ社では、パーソナライズド・ヘルスケア戦略を駆使し、患者さんの健康、QOL、延命を明確に改善する薬剤や診断薬の提供を目指しています。
2012年、ロシュ社は世界各国に約82,000人の社員を擁し、研究開発費に80億スイスフラン以上の投資をしています。ロシュ・グループの2012年の売上げは455億スイスフランでした。ジェネンテック社(米国)は、100%子会社としてロシュ・グループのメンバーとなっています。また、ロシュ社は中外製薬(日本)の株式の過半数を保有する株主です。さらに詳しい情報はhttp://www.roche.comをご覧下さい。
本プレスリリースに使用された商標等はすべて法律で保護されています。
<参考文献>
1.World Health Organisation.Chronic rheumatic conditions.http://www.who.int/chp/topics/rheumatic/en/(Last accessed Oct 2013).
2.Patient UK.Rheumatoid arthritis.http://www.patient.co.uk/health/rheumatoid-arthritis(Last accessed Oct 2013).
3.Gabay C,et al.The Lancet 2013.381;9877:1541-1550