2013/11/01 Category : 未選択 三井物産、米国ニューヨーク市のガス火力発電事業に出資参画 ニューヨーク市におけるガス火力発電事業への出資参画について 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、GDF SUEZ S.A.の子会社であるGDF SUEZ Energy North America,Inc.(以下「GDFスエズ」)から、米国ニューヨーク州ニューヨーク市におけるAstoria Iガス火力発電事業(以下「本事業」)の持分の20.6%を取得しました。本事業の事業規模は約10億米ドル(約1,000億円)となります。 本事業は米国有数の電力消費地であるニューヨーク市においてAstoria I複合ガス火力発電所を運営するIPP(独立系発電)事業であり、2016年5月までは同地域を管轄する電力会社Consolidated Edison社子会社との売電契約に基づき電力を販売し、売電契約満了後はニューヨーク電力市場に売電する計画です。Astoria I発電所は2006年に商業運転を開始しており、同地域における最新鋭の発電所の一つです。同地域は今後も電力需要が伸びる見通しであり、引き続き電力供給の安定化に寄与することを期待されています。 三井物産とGDFスエズは世界12ヵ国において発電事業やLNG輸出プロジェクトを共同推進しており、北米のIPP事業としては、2012年末のカナダ再生可能エネルギーポートフォリオ(発電容量680MW)への当社参画に続く2件目の協業となります。両社は、本事業を通じてグローバルパートナーシップを更に強化する共に、既存の共同事業の拡張や良質化のほか、全世界で新たな共同事業を検討していきます。 三井物産は米国において、シェールガスの開発・生産、LNG輸出プロジェクト、メタノールなどの化学品製造事業、及びガス物流事業等のシェールガス関連事業を推進しています。さらに、10月1日付でシェールガスの上流開発に加え、関連事業を企画・推進するシェールガス事業部を新設しました。本事業におけるガス調達や資金調達、電力供給先の自由度の高さを活かし、将来的に三井物産のガス物流事業子会社から本事業へのガス供給など、三井物産の総合力を発揮し各分野の機能・知見を活かした取り組みを目指していきます。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword