新拠点は、MCOの100%出資により10万5,000m2の用地を確保して整備するものです。MCOの米国販売子会社MHI Compressor International Corporation(MCO-I、本社:ヒューストン)や、三菱重工業の米国における原動機事業拠点であるMitsubishi Power Systems Americas, Inc.(MPSA、本社:フロリダ州)と連携して事業を展開していきます。
同拠点では、日本で製造する機器のノックダウン生産※、ならびに納入済み顧客向けのアフターサービスや改造工事に対応しながら、設備のLTSA(長期保守契約:Long Term Service Agreement)や石油化学プラント向けの自家発電用ガスタービンも含めた一括受注などへの対応力を高めていきます。さらに、将来的には日本との二極体制ですべての機器の生産から試運転までをカバーする体制を整え、現地サプライヤーの組織化による素材調達・部品加工も手掛けていく構想です。