電磁誘導方式は、2010年頃から小型AGVに搭載され始めた。本格的な市場の立ち上がりは、2011年にNTTドコモがWPC(World Power Consortium)規格のスマートフォンを市場投入したことからで、その後、ソフトバンクモバイルやKDDIが追随し、スマートフォン向けを中心に拡大している。今後注目されるのはEV・PHV向けで、その市場は2015年以降立ち上がると予想される。また、2025年頃からペースメーカーなどへの応用がはじまるとみられる。 磁界共鳴方式は2014年からスマートフォン、2015年からは電波法改正に伴いEV・PHVに搭載されるとみられる。EV・PHV向けを中心に市場形成され、2020年頃から本格的な普及期に突入する。その他では、ペースメーカーなどへの応用も期待される。