このようなニーズに対応するため、日本ユニシスが長年培ってきた小売業のお 客さま向けシステム開発での経験をもとに、お客さまが自席で行ってきた業務を変革しつつ、より現場作業で実現できるようなタブレットソリューション 「CoreCenter Tablet」の検証を開始しています。
2012年2月から提供している、小売業向け流通次世代ソリューション 「CoreCenter for Retail」の業務機能をタブレットでも利用できるよう、さらに基幹業務と現場業務の融合(イノベーション)を実現 し、基幹業務と現場業務の垣根をなくし、本部でも店舗でもタブレットがあれば全ての業務に対応できる仕組みに変えていくことを目指し、お客さまの利便性の 向上を図っていきます。
CoreCenterシリーズの開発にあたって日本マイクロソフト株式会社から長年の支援を受けています。この タブレットソリューションのタブレット独自機能の評価や検証など、共同プロジェクトを発足させ対応しています。タブレットのOSに関しては、 Windows 8の単体における有用性、例えば既存の各種文書情報の活用性、セキュリティに関する堅牢性、さらには流通次世代基盤CoreCenter との親和性の観点を重視しています。
日本ユニシスは、2011年に策定した中期経営計画(2012→2014)の重点戦略において「ソリューションサービスの強化」などにより、「ICTの最 適化を実現できるNo.1パートナーとなる」ことを目指しています。流通分野においては、得意分野である小売業や通販業などのソリューションを、短期導入 を実現する導入型ソリューション(注2)にシフトし、流通次世代ソリューションCoreCenter」による共通基盤の強化を進めています。小売業向けソ リューション「CoreCenter for Retail」は、すでに8社で採用され、4社で本番稼働しています。また通販業向けソリューション 「CoreCenter for DM」については、今後提供の予定です。