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日本電波工業、ユーザー側で周波数を設定・変更できる小型電圧制御水晶発振器を開発

ユーザー側で任意の周波数に設定・変更が可能な小型VCXOを開発
(SMD、サイズ7×5mm、光通信で使われる、あらゆる伝送レートに対応)



  日本電波工業(株)は、サイズが7.0×5.0×1.6mmと小型で、納品後に15MHz~915MHzの範囲でユーザーが任意の周波数1波を設定し、出 力することを可能にした(*1)電圧制御水晶発振器(VCXO)の新商品、「NV7050SH」を開発致しました。同時に、この「NV7050SH」は、 優れた通信品質のためにVCXOに要求される低位相雑音と低ジッタを実現しています。

 基幹ネットワーク、メトロネットワーク、CATV 等での光ファイバーによる光通信は、より高速でより大容量、かつ数百kmの長距離伝送が可能になっております。その光伝送装置ではさまざまな伝送レートが 使われますが、従来は伝送レートごとに異なる周波数に対応したVCXOが必要でした。その結果、伝送レートの数に応じて装置基板の種類が増えユーザーの部 品管理が煩雑になること、伝送レート変更の場合はVCXOの手配後納品までに日数が掛かること、伝送レート変更の際に交換作業の工数が掛かることなどの課 題がありました。
 当社はこうした課題を解決するため、当社が培ってきた高度な水晶発振技術をベースにして、独自開発のデジタルPLL-ICを使 用することにより、ユーザー側で任意の周波数に設定・変更が可能なVCXOを実現したものです。これにより、光通信における通信品質の維持・向上と共に、 光伝送装置基板の共通化、ユーザーの管理面での負担の軽減と無駄の削減、伝送レート変更に際してのユーザーの迅速な対応等に貢献致します。

 サンプル出荷は今月から、量産開始は来年1月からを予定しております。

 *1:I2C(※)通信を使ってレジスタに設定値を書き込む方法による。
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