2013/10/15 Category : 未選択 日本IBM、企業の財務部門などの情報開示レポート作成を支援するソフトを提供開始 企業の財務部門などの情報開示レポート作成を支援するソフトウェア 日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、企業が発行するさまざまな種類の社外向けレポートの作成を支援する、ディスクロージャー・マネジメント(情報開示管理)に特化したソフトウェア製品「IBM(R)Cognos Disclosure Management V10.2.1」を発表します。監督官庁や株主などに向けたさまざまなレポートを自動作成、更新し必要なメンバーで共有することができる、金融業のお客様をはじめとする、企業の財務部門などのレポート作成業務の効率化を支援する製品です。ライセンス使用料金は1,000万円(税抜、10ユーザー・ライセンスを含む最小構成)からで、本日よりIBMおよびIBMパートナーから販売、提供を開始します。 企業に求められるディスクロージャー(情報開示)は、金融庁向けレポート(バーゼルIIIなど)や有価証券報告書といった法律などで定められている株主や投資家向けの財務・会計情報の開示に加え、企業が独自で発行する株主などへ向けた年次報告書、また近年は法令順守(コンプライアンス)、CSR(企業の社会的責任)、環境への取り組みなど、情報開示が求められる分野が多様化してきています。このような背景から、経営数値を用いた複雑かつ複数のレポートの作成が必要になってきている反面、財務部門をはじめとする情報開示に携わる専門性を持つ要員は限られており、レポート作成業務の効率化が課題になっています。 IBMはこうしたお客様の課題を解決するため、企業の情報開示用レポートの作成や管理に特化したソフトウェア製品の提供を、アメリカをはじめとする英語圏で2010年より開始しており、金融業をはじめとするお客様にすでに活用いただいています。そして、最新版「IBM Cognos Disclosure Management V10.2.1」で日本語を含む多言語対応が完了し、当製品の展開を日本でも開始することになりました。 「IBM Cognos Disclosure Management V10.2.1」は、経営に関する数値の正確性を担保し、かつ発行直前までの頻繁な変更に柔軟に対応できる、レポートの自動作成機能が特長です。レポート作成担当者が使用するMicrosoft Officeの文書作成(Word)、表計算(Excel)、プレゼンテーション(PowerPoint)の各アプリケーションと連携し、作成するレポートの中に経営情報データベースと連携した変数を設定することができます。経営情報側のデータに変更があれば、レポート側のデータも自動的に変更ができるため、手作業での数値の変更や確認の手間や、レポート内の数値の入力・転記ミスなどのリスクを低減することができます。 また、「IBM Cognos Disclosure Management V10.2.1」は、さまざまなデータソースとの連携が可能です。リレーショナル・データベースにアクセスするための共通インターフェースであるOpen Database Connectivity(ODBC)に対応しているほか、Microsoft Excelなどの表計算ソフトウェアの値から、ビジネスの計画作成や意思決定を支援するソフトウェアであるIBM Cognos 10 BIやIBM Cognos TM1で分析された数値など、経営データそのものだけではなく、それらを用いた現状分析や将来予測などの解析データまで、経営にかかわる幅広い種類のデータをレポートに活用、反映することができます。 そして、「IBM Cognos Disclosure Management V10.2.1」は、監査対応も視野に入れた、レポートの作成管理が可能です。作成した文書の承認ワークフロー機能を実装すると同時に、ワークフローにおいて誰がいつ確認や承認をしたかのログや、文書の変更履歴を記録します。また、1つのレポートの中でも章やページごとに閲覧権限を設定することができるため、情報開示までの機密保持などセキュリティー面も担保しています。加えて、ページや章ごとの確認、承認状況を一覧で表示することができ、提出期限までの進捗管理も支援します。 「IBM Cognos Disclosure Management」の詳細および最新情報は、以下のURLを参照ください。 http://www.ibm.com/software/products/jp/ja/cognos-disclosure-management/ IBMはこれからも、ビジネス上の課題へ包括的に対応する、高度なテクノロジーと容易な操作性を実装するアナリティクスに関する製品やソリューションを提供し、お客様のさらなる成長と変革を支援していきます。 <製品情報> ・IBM Cognosソフトウェア http://www-06.ibm.com/software/jp/analytics/cognos/ ・IBMアナリティクス http://www-06.ibm.com/innovation/jp/smarterplanet/analytics/ IBM、IBMロゴ、ibm.com、Cognosは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。 Microsoftは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword