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日立ハイテク、米社とヒトゲノム構造解析の共同技術開発契約を締結

米国OpGen社と共同技術開発契約を締結
―ヒトゲノム構造解析サービス事業を共同開発―


 株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)とOpGen,Inc.(社長:Douglas White/本社:米国/以下、OpGen社)は、ヒトゲノム構造解析における共同技術開発契約を締結し、将来的に臨床研究向けのヒトゲノム構造解析サービスの共同開発に取り組んでまいります。
 OpGen社の先進的な全ゲノムマッピング技術と日立ハイテクおよび日立グループが持つクラウド型ICTシステムとを融合させることにより、迅速で高精度なヒトゲノム構造解析サービスを広く提供するクラウドソリューションを開発します。

 近年、次世代DNAシーケンサの普及により大量の塩基配列情報を解析することが可能となり、ゲノム構造解析の高速化が進みました。しかし次世代DNAシーケンサではゲノムの断片的なデータしか得られず、完全なゲノム配列を解析するには多くの工程と時間がかかるとともに、ゲノム配列内での転位や欠失などといった構造変化を解析できないという課題がありました。
ゲノムの構造変化の多くは、癌や自閉症、アルツハイマー病などの疾病や障がいと関連しています。このような遺伝子情報は新たな治療法の開発を可能にし、将来的には患者それぞれの遺伝子情報を元にした疾病の診断や治療法決定の指針となります。

 日立ハイテクはCE(キャピラリー電気泳動式)DNAシーケンサ事業によるライフサイエンスや臨床研究分野での豊富な経験や実績と、日立グループの情報プラットフォームを活用したセキュリティ技術などの高度なICT技術を有しています。一方、OpGen社の全ゲノムマッピング技術は、ゲノム全体の制限酵素切断マップ(*)を迅速かつ安価に作成する技術です。
 今回の共同開発契約により、日立ハイテクとOpGen社の技術を融合し、次世代DNAシーケンサを使用して得られるゲノム配列のバリデーションや大規模なゲノム構造変化の発見など、迅速で高精度なヒトゲノム構造解析を実現するクラウドソリューションを開発します。
 現在日立ハイテクが米国で開発しているヒトゲノム構造解析クラウドソリューションでは、研究者や臨床医、将来的には患者自身が、全ゲノムマッピングデータやヒトゲノム構造解析ツール、臨床データなどにアクセスできるポータルや、ヒトゲノムの完全な遺伝子評価結果が得られる解析モジュールを提供してまいります。

 ヒトゲノム構造解析クラウドソリューションについてのより詳細な内容は、10月23日から25日にかけて米国・ボストンで行われる「American Society of Human Genetics Annual Meeting」の日立グループブース(811、813)で紹介する予定です。

 *制限酵素(DNAの特定の塩基配列を認識して切断する酵素)で切断した情報を用いて作成された物理的な全ゲノムマップ


【OpGen社】
 OpGen社は、迅速かつ正確なゲノム・DNA解析システムおよびサービスを提供するベンチャー企業。従来技術に比べ迅速かつ安価にゲノムマップを提供し、データの正確性と結果導出時間を大幅に改善する全ゲノムマッピング技術を開発している。
 ◆ウェブサイト:http://www.opgen.com

 ※本ニュースリリースは、同日付のOpGen社との共同発表(英語)を元に、日立ハイテクが編集・発表したものです。

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