HDに関しては、PCからサーバーへのアプリケーションシフトに伴うHDDの需要減少により、HDについても短期的には需要の停滞がありますが、ドライブ1台当たりのメディア使用枚数がPC向けに比べ多いサーバー向けが伸長することにより、中期的にメディアの需要増が見込まれます。当社は今後、需要の増加が期待できるサーバー向けのメディア事業拡大を図るため、アルミ製基板からメディアまで一貫して生産する強みを生かし、生産性の向上を進めます。また、高容量化対応としての、SMR(Shingled Magnetic Recording:瓦書き記録方式)、TAMR(Thermal Assisted Magnetic Recording:熱アシスト記録方式)の量産化に向けた技術開発を推進します。