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東レ、韓国にPPS樹脂「トレリナ」の新工場を設立

韓国におけるPPS樹脂 トレリナ(R)の生産拠点新設について
8,600トン増設 2016年4月稼働開始



 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣(*)、以下「東レ」)はこのたび、韓国の当社100%子会社である「東レ尖端素材株式会社」(英文名:Toray Advanced Materials Korea Inc.(略称「TAK」)、本社:大韓民国ソウル特別市、会長:李泳官、社長:金相弼)において、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂 トレリナ(R)を生産する新工場を設立することを決定しました。大韓民国全羅北道群山市セマングム産業団地に、東レグループとして初の海外でのPPS樹脂生産拠点となる、年産8,600トンの設備を建設し、2016年4月から稼働を目指します。これにより、既存の東レ東海工場とあわせた生産能力は年産27,600トンまで拡大します。

 *社長名の正式表記は、添付の関連資料を参照


 また、今回の工場新設にあたっては、PPS樹脂の主原料である硫化水素ナトリウム(NaSH)、パラジクロロベンゼン(p-DCB)も自製することで、コスト競争力を有した主原料から樹脂の一貫生産拠点とします。さらには、樹脂に意匠性や機能性の加工を施すためのコンパウンド設備もあわせて導入し、年産3,300トンの能力で、2015年10月から先行してお客様への出荷開始を目指します。

 新工場で生産したPPS樹脂は、韓国内消費分以外は中国を中心とした東レグループの各コンパウンド拠点へ供給し、グローバルな事業拡大を一層進めていきます。なお、当社はPPS樹脂の需要拡大に対応するため、次期増設の計画検討にも着手しています。

 PPS樹脂は、耐熱性や耐薬品性、機械的強度、難燃性等に優れた「スーパーエンプラ」で、自動車の電装部品や電機・電子機器、OA機器、住設関連部品等に使用され、採用領域が更に拡大しています。PPS樹脂コンパウンドの世界需要は約7万トン(2012年)と推定され、今後も年率8%以上の高成長が見込まれています。当社はこのPPS樹脂の拡大する需要を取り込むために、PPS樹脂の生産拠点を新設することを決めました。

 東レグループはPPSを樹脂コンパウンドの他に、フィルムや繊維分野にも展開する総合PPSメーカーであり、世界ナンバーワンの事業規模を誇ります。今回の生産拠点新設により、樹脂コンパウンド分野で今後の需要増が期待される高機能・環境対応製品への用途展開を推進し、世界ナンバーワンのポジションを一層強化していきます。

 東レグループは、本年度を最終年度とする中期経営課題“プロジェクトAP-G2013”において、「成長分野および成長地域における事業拡大」を基本戦略の一つに掲げています。東レグループは「持続的に収益を拡大する企業グループ」を目指し、今後も成長が見込まれる中国を中心としたアジア・新興国市場や、「自動車、電機・電子機器、住設関連部品」といった成長分野での需要を取り込み、樹脂事業の更なる拡大を図ってまいります。


以上

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