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構造計画研究所、無線システム間電波干渉計算モジュールを販売開始

ネットワークシミュレータ向けの無線システム間電波干渉計算モジュールの販売を開始
~無線システム間の電波干渉を考慮した性能評価が可能に~


 株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長CEO:服部正太)は、2013年9月24日、ネットワークシミュレータ「QualNet」のオプションモジュール「周波数スペクトラムマスクモジュール」の販売を開始しました。

 近年、無線LANやBluetooth等の普及に伴い、2.4GHz帯等の周波数共用環境(ISMバンド)における無線システムの研究開発が加速しています。多様な無線システムが同じ周波数帯を共用しているこの帯域では、単一システム内の隣接チャネル間の電波干渉や、複数の異なる無線システム間で発生する電波干渉が起こりやすく、これによりネットワークの性能が低下するといった問題があります。しかし、従来のネットワークシミュレータはこのような電波干渉を表現できませんでした。
 本モジュールでは、送信電波および受信フィルタの周波数方向の広がりを定義し、任意の電波同士の干渉計算を行うことで、様々な無線通信システム内およびシステム間で発生する電波干渉によりネットワーク性能が受ける影響を評価することができます。今後は本モジュールが、様々な無線方式が混在する環境を取り扱う必要のある研究現場や製品開発現場において、有効な課題解決ツールとして役立つものと期待されます。


■周波数スペクトラムマスクモジュールの概要
 周波数スペクトラムマスクモジュールは、QualNet上に配置された各仮想ノードが持つ無線デバイス毎に送信スペクトラムマスク特性と受信フィルタ特性を定義することで、これまでの同一チャネル・同一システムからの電波干渉に加え、隣接チャネル、および異システムからの電波干渉も含めた電力計算を行い、その結果をパケット受信エラー判定に反映します。(注1)
 本モジュールは、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(本社:京都府相楽郡精華町、代表取締役社長:平田康夫)が総務省の委託研究開発「同一周波数帯における複数無線システム間無線リソース制御技術の研究開発」において開発した無線LAN/Bluetooth 干渉シミュレータの電波干渉計算モデルを採用しています(注2)。この電波干渉計算モデルの有効性は、既に同研究所の研究活動における様々な成果発表の場において確認済みです。


 ≪周波数スペクトラムマスクモジュールの適用により可能となるシミュレーションの例≫
  ・ISMバンド(Wi-Fi、ZigBee、コードレス電話、防犯カメラ等の共存環境)での通信性能評価
  ・衛星通信と地上無線通信の共存環境における通信性能評価
  ・TVホワイトスペースにおける放送波と通信波の干渉を考慮に入れたシステム評価

  (注1)現状では、代表的な周波数共用環境であるISMバンドで運用される無線方式を念頭に、送信スペクトラムマスクと受信フィルタ特性が時間変化しない無線方式にのみ対応しています。
  (注2)関連ニュースリリース:2012年3月7日発表
      http://www.kke.co.jp/news/pdf/2012/Newsrelease_QNSpectrumMask.pdf


 *以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照


※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
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