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NTT東日本とNTT、「ARサポート機能」に関する実証実験を開始

「ARサポート機能」に関する実証実験の開始について
~AR技術を活用したリアルタイムでの遠隔地作業支援~


 ・東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村 雅之、以下「NTT東日本」)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下「NTT」)は、NTTが開発した「ARサポート機能」に関する実証実験を平成25年10月25日から開始いたします。
 ・「ARサポート機能」を活用することにより、遠隔地にいる作業支援者がネットワークを介し、現地作業者のスマートデバイス(スマートフォン、タブレット等)の画面上に作業すべき箇所等を、AR技術を用いてリアルタイムに表示させることができ、スマートデバイスを用いた新たなコミュニケーションが可能となります。これにより、作業者のスキル習熟度に依存することなく専門性の高い作業の遂行が可能となり、作業時間および作業者の育成期間の短縮、コストの削減等の効果が期待されます。
 ・NTT東日本は、今回の実証実験の結果を踏まえ、新たな商用サービスの提供について検討する予定です。
 ・なお、本実証実験は、NTT東日本に加え、リコーテクノシステムズ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役 社長執行役員:高田 久司(*))およびパナソニック コンシューマーマーケティング株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:野崎 薫)のご協力を得て実施いたします。

 *社長名の正式表記は、添付の関連資料を参照


 AR:Augmented Reality 人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境。


1.背景と目的

 現実の情報に違和感なく付加的なデジタル情報を盛り込むことが可能なAR技術は、スマートデバイスの普及とともに、認知が広がりつつあります。実写映像に道路情報や地図情報を重ねたARカーナビゲーションシステムや雑誌・書籍、チラシ等の印刷物にスマートフォンをかざすと動画などが配信されるAR広告等に利用され、今後も様々な分野での活用が期待されております。
 このたび、映像通信技術を活用した新たなサービスの創造のため、NTTではテレビ電話とAR技術を組み合わせた「ARサポート機能」(図1、図2)を開発しました。本機能は、スマートデバイスを用いて撮影する映像に対してAR技術を用いた図形を任意の箇所に表示させることができ、映像の撮影範囲やアングルの変更に応じて、リアルタイムで指定した箇所に図形を追従させることができます。また、これらの処理はクラウド上のサーバで実施するため、パソコンおよびスマートデバイスにかかる負荷を軽減することが可能となります。「ARサポート機能」は、遠隔地にいる作業支援者から現地作業者への作業連絡・指示等が必要な業務等において、リアルタイムに映像を共有しながら的確な指示を行うことが可能であることから、スキル習熟度に依存することなく専門性の高い作業を遂行でき、作業時間および作業者の育成期間の短縮、コスト削減を図ることができます。
 現状の様々な作業支援・サポート業務の場において、音声通話のみでは指示・相談等の内容の相互理解に時間を要する場合があることから、今回NTT東日本では「ARサポート機能」に関する実証実験を実施することといたしました。
 NTT東日本は、「ARサポート機能」の有効性や商用時の課題等、今回の実証実験で得られた結果を踏まえ、新たな商用サービスの提供について検討する予定です。


2.実証実験に参加する企業と各社の役割

(1)NTT東日本
 ●「ARサポート機能」の実用性に関する評価・検証
  ・ユーザインタフェースの利便性
  ・映像品質 等

 ●新たな商用サービスの提供に向けた課題の抽出・課題解決に向けた検討 等

(2)NTT
 ●「ARサポート機能」の提供

 ●技術的課題の抽出および課題解決に向けた検討
  ・空間認識精度
  ・AR技術を用いた図形の追従性 等

(3)リコーテクノシステムズ株式会社、パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社
 通信機器の保守等の自社業務における「ARサポート機能」の利用 等


3.実証実験の内容

(1)リコーテクノシステムズ株式会社
 大型プリンタ等の保守・メンテナンスにおいて、カスタマーエンジニアが高い専門性を要する故障に対応する際、「ARサポート機能」を利用し、遠隔の技術サポートセンタからの指示を受けながら高度な保守対応を実施します(図3)。

(2)パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社
 取扱販売店のサポートを行う営業社員から本社ヘルプデスクに商品に関する問い合わせがあった場合に、「ARサポート機能」を利用し、遠隔地のオペレータが現地の映像を見ながら営業社員に対し、商品機能等の説明を行い的確な対応を実施します(図4)。

(3)NTT東日本
 ビジネスホン等の保守・メンテナンスにおいて、現地に訪問した故障修理作業者が、高い専門性を要する故障対応に直面した際、「ARサポート機能」を利用し、遠隔で当社テクニカルサポートセンタからの指示を受けながら、適切な故障修理作業を実施します(図5)。


4.実証実験の実施期間

 平成25年10月25日~平成25年12月27日

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