IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内データセンターネットワーク機器市場動向を発表しました。これによると、モバイルを中心とするインターネットサービスの利用拡大と、企業のITシステムのデータセンターにおける統合/仮想化、クラウド活用の進展をけん引役として、2012年の国内データセンターネットワーク機器市場は大きく成長しました。
データセンターネットワーク機器ベンダーは、ITプラットフォームやデータセンターネットワークに応じた機器や技術、機能の進化に対して、単一の方向だけでなく、複線的なアプローチによる変化を続ける必要があります。そのような変化においては、「新たなITプラットフォームのアーキテクチャに対応するだけではなく、従来型のデータセンターネットワークアーキテクチャやITリソース環境に対してもより効率的で容易な運用管理性を提供できる従来型ネットワーク機器を進化させることも、ネットワーク機器ベンダーの重要な役割である」とIDC Japan コミュニケーションズ シニアマーケットアナリストの草野 賢一は述べています。
<IDC社 概要>
International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。
IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。