市場が低成長化する中で、国内ITサービスベンダー各社が勝ち残っていくためにはますます「戦略」の重要性がクローズアップされてきます。IDC Japan ITサービス/コミュニケーションズ グループディレクターの寄藤 幸治は「競争はSEや営業など『現場』レベルの局地戦から、企画部門、マーケティング部門など組織のさまざまな部門を巻き込んだ総力戦になっていく。ベンダー各社は、サービス提供のポートフォリオ管理、成長市場の自発的な発見と投資、『後方支援部隊』を含めた人材強化など、総力戦への備えをすべきである」と分析しています。
<IDC社 概要> International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。 現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。 IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。 *記載されている全ての会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。