IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内クラウド向けサーバー市場の最新予測を発表しました。2012年の出荷実績と市場動向にもとづいて予測したものです。これによると、2017年の国内クラウド向けサーバー市場は、出荷台数が10万1,900台、出荷額が859億7,700万円になると予測しています。なお、「クラウド向けサーバー」とは、クラウドサービス提供用のICT基盤を構築するために出荷されたサーバーハードウェアを表します。
IDC Japan サーバー グループマネージャーの福冨 里志は「成熟市場のビジネスを成長させるためには他社のシェアを奪取する必要がある。シェアを奪取する上では、自社が提供する製品やサービスで競争可能な有効市場をできる限り正確に捕捉した上で戦略/戦術を練る必要がある。高成長が見込めるクラウドサービスの提供やクラウド基盤構築向けソリューションの拡充が重要である」と述べています。
<DC社概要>
International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。
IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。