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IDC Japan、2017年までの国内クラウド向けサーバー市場予測を発表

国内クラウド向けサーバー市場予測を発表


 ・2012年~2017年の年間平均成長率は、出荷台数19.5%、出荷額19.8%
 ・2017年の出荷台数は、2012年の4万1,900台から、約2.4倍の10万1,900台に
 ・同出荷額は、2012年の349億800万円から、約2.5倍の859億7,700万円に

 IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内クラウド向けサーバー市場の最新予測を発表しました。2012年の出荷実績と市場動向にもとづいて予測したものです。これによると、2017年の国内クラウド向けサーバー市場は、出荷台数が10万1,900台、出荷額が859億7,700万円になると予測しています。なお、「クラウド向けサーバー」とは、クラウドサービス提供用のICT基盤を構築するために出荷されたサーバーハードウェアを表します。

 2012年の国内クラウド向けサーバー市場は、出荷台数が国内サーバー市場全体54万7,200台の7.7%にあたる4万1,900台、出荷金額が同4,762億4,700万円の7.3%にあたる349億800万円であったと試算しました。国内クラウド向けサーバーの出荷台数内訳は、プライベートクラウド向けサーバーが30.7%、パブリッククラウド向けサーバーが69.3%です。同様に出荷額は、プライベートクラウド向けが87.4%、パブリッククラウド向けサーバーが12.6%です。

 また、2017年における国内クラウドサーバー市場は、出荷台数が10万1,900台、出荷金額が859億7,700万円になると予測しています。2012年~2017年における年間平均成長率は、出荷台数が19.5%、出荷金額が19.8%になる見込みです。なお、2017年の国内クラウド向けサーバーの内訳は、プライベートクラウド向けサーバーの出荷台数が37.8%、出荷額が90.4%、パブリッククラウド向けサーバーの出荷台数が62.2%、出荷額が9.6%と予測しています。パブリッククラウド向けサーバーでは、出荷台数の比率が6割を超えているにもかかわらず、出荷額の比率が1割弱と低くなります。パブリッククラウドサービスを提供するサービス事業者は、コモディティー化したx86サーバーを採用するケースが大半であること、また、導入台数が多いため価格交渉力が強いなどといった理由からサーバー1台当たりの単価が低いためです。

 国内サーバー市場のビジネス構造は複雑化しています。具体的には、サーバーの所有者と利用者の乖離、配備モデルの多様化とその組み合せによる複雑化、処理対象となるデータ量の増加や種類の増加、これらに伴うサーバーハードウェアに求められる要件の変化などです。サーバーハードウェアに求められる要件の多様化や変化は、サーバーのシステムアーキテクチャの変化や提供形態の変化を誘発しています。

 IDC Japan サーバー グループマネージャーの福冨 里志は「成熟市場のビジネスを成長させるためには他社のシェアを奪取する必要がある。シェアを奪取する上では、自社が提供する製品やサービスで競争可能な有効市場をできる限り正確に捕捉した上で戦略/戦術を練る必要がある。高成長が見込めるクラウドサービスの提供やクラウド基盤構築向けソリューションの拡充が重要である」と述べています。

 今回の発表はIDCが発行した「国内サーバー市場のダイナミクス 2012年の実績と2013年~2017年の予測」(J13230107)にその詳細が報告されています。本調査レポートは、国内サーバー市場についてクラウド向けサーバーなど細分化されたセグメントごとの予測値を提供すると共に、基本セグメントにおけるビジネスアジェンダやセグメント間のダイナミクスについて考察しています。また、プライベートクラウド向けサーバー市場の予測は、『2013年 国内IDCクラウドサービス市場定義(J13280101)』に準拠しています。なお、プライベートクラウド向けサーバーの出荷については同定義書「プライベートクラウド市場定義」に準拠しています。

 【レポートの詳細についてはIDC Japanへお問い合わせください】

<参考資料>
 国内クラウド向けサーバー市場 出荷額/出荷台数予測、2012年~2017年

  ※添付の関連資料を参照


<DC社概要>
 International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
 現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。
 IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。

 *記載されている全ての会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。


■一般の方のお問い合わせ先
 IDC Japan(株) セールス
 Tel:03-3556-4761
 Fax:03-3556-4771
 E-Mail:jp-sales@idcjapan.co.jp
 URL:http://www.idcjapan.co.jp
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