2013/12/06 Category : 未選択 YRPユビキタス研、公共交通オープンデータ実証実験を実施 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所(東京都品川区、所長:坂村健・東京大学教授)は、公共交通オープンデータの実証実験を、公共交通オープンデータ研究会(*1)(会長:坂村健、2013年11月時点会員:小田急電鉄(株)、京王電鉄(株)、京成電鉄(株)、京浜急行電鉄(株)、首都圏新都市鉄道(株)、西武鉄道(株)、東京急行電鉄(株)、東京地下鉄(株)、東京都交通局、東京臨海高速鉄道(株)、東武鉄道(株)、東日本旅客鉄道(株)、(株)ゆりかもめの東京地域の公共交通事業者13社局、及び日本空港ビルデング(株)、東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所)の協力を得ながら実施いたします。 オープンデータは、公共性の高いデータに対してアクセスするためのAPI(*2)などを公開し、ネットワーク経由で他の組織から利用可能にした、いわばデータ版の公共基盤です。YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、昨年度の協力事業者を含む公共交通オープンデータ研究会の協力のもと、以下の実証を行います。 ●広範囲の公共交通機関の運行情報、駅・停留所の公共交通施設情報等の提供 ●混雑・事故・災害等が発生した緊急時に公共交通機関の利用に不自由をきたしている交通困難者や、地域の公共交通機関利用者に対して、的確な路線選択の支援、公共交通施設内での避難誘導、等の機能の提供 ●公共交通情報の提供に関する手順、権利・責任分界点等を整理 具体的には、本実証実験において開発されたAPIと、開発者を支援するサイトを提供し、一般公募によるコンテストを実施し、アプリケーションの開発を実施します(詳細は、http://opendata.gr.jp/2013contest/をご覧ください)。また、次のサービス実験も予定しています。 ●リアルタイム運行情報サービス「ドコシル」 ドコシルは、鉄道やバスなどのリアルタイムな運行情報及び、時刻表の情報を提供。リアルタイムな列車、バス在線情報や運行情報、時刻表情報を提供。 ●スマートステーションサービス「ココシル」 ココシルはリアルタイムな駅、空港などの公共交通施設の情報提供。施設混雑状況といったリアルタイム施設情報を提供。位置情報を取得することによる、構内の案内など施設案内を実施。 なお、本実証実験は平成25年度の総務省の情報流通連携基盤の公共交通分野における実証実験です。【補足】 *1 公共交通オープンデータ研究会 公共交通分野に着目し、運行情報、駅や停留所や空港の施設情報等をリアルタイムで提供するためのオープンデータの整備を目指し設立された研究会。 (http://www.odpt.org) *2 API(Application Programming Interface) 応用プログラムインタフェースのことで、プログラムからデータやサービスにアクセスできるようにした仕組みをいう。以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword