ソニーは、モバイル機器のアプリケーション開発者向けに、ソニー製カメラをスマートフォンやタブレットからWi-Fi経由でリモート操作するAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)である「Camera Remote API beta(◇)」を、デベロッパーサイト「Camera Remote Apps Developer Program」(*1)にて、本日より公開します。
◇「Camera Remote API beta」の正式表記は添付の関連資料を参照
本サイトでは、アプリケーション開発に必要となるAPI仕様書やサンプルコード、および関連ドキュメントをダウンロードできます。「Camera Remote API beta」を利用して開発されたアプリケーションによって、静止画および動画の撮影、スマートフォンやタブレット画面でのカメラのライブビュー表示、セルフタイマーやズームなどの操作が、Wi-Fi経由でスマートフォンなどから行えるようになります。
「Camera Remote API beta」の対象となる機種は、ドイツ・ベルリンにて現地時間9月6日(金)から開催される世界最大級のコンスーマーエレクトロニクスショー IFA 2013に向けて発表した新商品を含む、以下の計8機種です。
なお、対象機種は順次拡充していく予定です。
【対象機種】
・アクションカム『HDR-AS30V』『HDR-AS15』(*2)
・ミュージックビデオレコーダー『HDR-MV1』
・デジタルスチルカメラ サイバーショット(R)『DSC-QX100』『DSC-QX10』
・レンズ交換式デジタル一眼カメラα(R)『NEX-6』『NEX-5R』『NEX-5T』(PlayMemories Camera Apps(TM)対応カメラ(*3))
ソニーは、「Camera Remote API beta」の公開および、開発にあたっての意見交換の場でもある「Camera Remote Apps Developer Program」を通じて、カメラとスマートフォンなどとの連携による新たな体験を創出し、撮る楽しみを広げていきます。
*1:「Camera Remote Apps Developer Program」における技術サポートは、アメリカ合衆国および日本が対象となります。
(デベロッパーサイト「Camera Remote Apps Developer Program」の運営は、Sony Electronics,Inc.が行います)
*2:HDR-AS15は、最新の本体ソフトウェアアップデートをすることで「Camera Remote API beta」対応となります。
*3:PlayMemories Camera Apps対応カメラは、PlayMemories Camera Appsのサービス提供国において9月26日(現地時間)に配信予定の最新のスマートリモコンVer.2.00をインストールしていただくことにより、「Camera Remote API beta」対応となります。PlayMemories Camera Appsサービス提供国は、公式サイトをご覧ください。
※α、サイバーショット、PlayMemories Camera Appsは、ソニー株式会社の商標です。
※その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。