本センターによる機種選定の結果、電力効率および実効性能の高さから、2012年12月にNVIDIA社から発表されたばかりの最新GPU Tesla K20XおよびTesla K20を選定し、2013年4月より、本演算加速器を用いた利用者への計算サービスを開始しました。これらの演算加速器による計算サービスは、共同利用・共同研究拠点では本センターが日本で初めてです。
※製品画像は添付の関連資料を参照
<増設効果>
このたび、1,476ノードを持つ高性能演算サーバシステムに最新のNVIDIA製GPUを256個増設することにより、理論演算性能を510テラフロップスから812テラフロップスに増強しました。増設したGPUはNVIDIA Tesla K20XおよびTesla K20です。この増設により、世界に導入されたコンピュータの性能を順位付けするTop500リストで用いられるベンチマークプログラムLinpackにおいて、621テラフロップスの実効性能を76.48%の実行効率で達成し43位となり、2012年11月の460テラフロップスより、実行性能においても大幅に性能向上しました。