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住環境研究所など、「高齢者の住まいにおける室内温度と活動量調査」結果を発表

温度差の少ない室内環境で高齢者の身体活動量が多いことを確認
―フロアー暖房群と部分暖房群の室内温度と活動量調査で―


 積水化学工業株式会社住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二(◇))の調査研究機関である株式会社住環境研究所(所長:倉片恒治)は、このほど長寿科学や老年学・老年医学に関する総合的・中核的な国立研究機関である独立行政法人国立長寿医療研究センター(研究所長:鈴木隆雄)と共同で、「高齢者の住まいにおける室内温度と活動量調査」を実施しました。調査は非居室を含むフロアー各居室間の温度差が少ないグループをフロアー暖房群(N=18)、リビングなど主要な居室しか暖房していないグループを部分暖房群(N=20)とし、それぞれの群で冬場の各居室の平均温度と日常身体活動量を測定・比較しました。調査結果は以下の通りです。

 ◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照


■結果のポイント

 ◎フロアー各居室間の温度差が少なく快適な温度帯にあるフロアー暖房群の方が、部分暖房群より、低強度の生活活動、中強度歩行活動の時間が長く、歩数も多いことが明らかになり、これらには有意差が認められました。(p<0.05)(※11)

  ・低強度生活活動(※1)の1日あたりの平均活動時間は、フロアー暖房群で236.5分、部分暖房群は215.0分。また中強度歩行活動(※2)の1日あたりの平均活動時間では、フロアー暖房群の35.6分に対し、部分暖房群23.8分。
  ・歩数でもフロアー暖房群の8082.1歩に対し、部分暖房群7493.8歩。


 高齢者がより長く、自立した生活を送るためには運動器系の機能を維持する必要があり、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では65歳以上の身体活動の基準を策定しています。またWHO(World Health Organization/世界保健機構)は死亡に対する危険因子として、高血圧、喫煙、高血糖に次いで身体活動量の不足を第4位に位置付けるなど、健康寿命の延伸に対する「身体活動(生活活動+運動)」全体の位置付けが高まっています。
 高齢者の生活では、速歩やジョギングと言った中強度の身体活動だけでなく、家事活動、移動のような低強度の日常生活活動が健康維持に重要とされます。今回の調査結果では、部屋間の温度差の少ないグループで低強度の日常生活活動が多いことが確認されました。部屋間の温度差を少なくすることは、特別な運動をせずに日常生活を継続できることにつながり、健康維持の観点からも有効であることが考えられます。
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