2.高分解能MS/MS Hyper MS2(*)(TM)により信頼性の高い解析が可能に
新開発メカニズムASDF(Axial Spatial Distribution Focusing)により、世界最高水準の高分解能(10,000FWHM)、高精度(50ppm)のMS/MSを実現しました。この機能により、質量が近似したフラグメントイオンでも明確に識別できるため、例えば、ペプチド・タンパク質の配列解析においてより信頼性の高い結果を得ることが出来ます。
*「MS/MS Hyper MS2」の正式表記は添付の関連資料を参照
3.High Energy CIDによる正確な構造情報の取得
AXIMA Performanceの機能を継承し、プリカーサーイオンの減速や二次加速を行うことなく、MALDIタンデムTOF最高クラスの20keVという高い衝突エネルギーを用いたHigh Energy CIDによるMS/MSを実現しています。ASDFメカニズムとの組み合わせにより、多様な測定対象分子の構造情報をより多く、かつ正確に取得することが可能となります。ペプチド・タンパク質、脂質などの生体高分子から、各種合成高分子化合物などの多様な化合物の構造解析に対応します。